約 3,235,872 件
https://w.atwiki.jp/ruinakokuryaku/pages/113.html
"Ruina 廃都の物語"に関する用語集です。 ゲーム中での概要から元ネタ、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ。 書かれている元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします。 また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください。 数字・英字100個の願いを叶えろ 100面ダイス 14 E・J Ruina 廃都の物語 ZAP! ZAP! ZAP! あ行アニキンゲトリクス アベル、カイト、突出しすぎるな。 アルケア帝国 イーテリオのかけら イーヒッヒッヒ! イイーヒッヒッヒ! 一輪書 一角獣の剣 イド いのちをだいじに 宇宙銃 エウルス <上霊> オメメナイナイ 愚かな戦士の書 か行怪仙×5 鏡の盾 カジキマグロ 火星天 風の十二方位 かまぼこ板 鴉の仮面 ガンガンいこうぜ 機械式連射弩 ぐちょぐちょぬるぬるな斧 小船 ご主人さまにご奉仕するにゃん! これもいきもののサガか 殺してでも奪いとる さ行殺人ウサギ 裁きの司 獣鬼 手術刀 心臓刺し しんでしまうとは なにごとじゃ スナーク 精神銃 生命無き者の王 セントバーナード蹴り 双極式ハーモニウム ソムニウム た行ターニャちゃんのパンツ 大砲仕込の義手 大魔道士シーフォンの事務所 鷹のレイピア ダドアチャック タレーリア ちくわ チョコレート 屠竜刀 な行なんだい、スティーブ 虹色ラーメン ニョロ 猫耳フード ネルのTシャツ は行パック 葉っぱを股間につけただけの人間 玻璃瓶 ひかりごけ 豹頭の仮面 ブージャム ファイヤーボム 不可視の守護者 不可視の力 不死鳥の杖 フック型の義手 ブラックプディング 変態だ。 忘却界 ほら……こわくない ホルム ま行まぬけ属性 マメルク マヨネーズ ミ=ゴ ミスリル みんながんばれ 村正 めいど! や行矢の呪文 妖神調理法 妖精の薄焼菓子 ら行ルク わ行ワイヤーブレード 数字・英字 100個の願いを叶えろ 巨人の塔の夜種魔神に出来る願いの一つ。 「願いをかなえる存在」に対するネタの定番といえる。 願うとどうなるかは自分で確かめよう。 100面ダイス 使用すると全能力が上昇する他、高額で売却することが可能。 リアルで振ると本当に止まらない。 14 ゲームオーバー画面の左上にある数字。 元ネタはJ・H・ブレナン作のゲームブック「グレイルクエスト」(または「ドラゴンファンタジー」) シリーズの死亡パラグラフから。 E・J エクスカリバー・ジュニアの略。 それなりに高い性能を誇る片手剣だが、蜘蛛に対してはダメージを与えられない。 元ネタはJ・H・ブレナン作のゲームブック「グレイルクエスト」(または「ドラゴンファンタジー」) シリーズに登場する、会話する魔法剣。蜘蛛が苦手。 Ruina 廃都の物語 枯草章吉氏制作の地図の空白を埋めながらダンジョンを探索する、ゲームブック的RPG。 Ruinaはラテン語で廃墟、崩壊、破滅の意。 同じ由来と思われる組織が某お祭りロボゲーに存在してたりする。 ZAP! ZAP! ZAP! 賢者の弟子、神殿の孤児ルートでの固有ダンジョンのゲストキャラの技、「七色怪光線」使用時に表示される文章。 元ネタはTRPG「パラノイア」で有名な、英語の銃声の表現。 あ行 アニキンゲトリクス 幻都の闘技場で戦う剣闘士達の一人で、強力な格闘技を使うが常に全裸。股間の黒丸が眩しい。 名前の元ネタは古代ガリアの英雄ウェルキンゲトリクスと、シューティングゲーム「超兄貴」シリーズだと思われる。 アベル、カイト、突出しすぎるな。 町の外にて、テオル公子が騎士団を連れて夜種を駆除している最中に言うセリフ。 元ネタは、シミュレーションゲームの「ファイアーエムブレム~暗黒竜と光の剣~」で最初から仲間になっているナイト(グラフィックでは馬に乗っており機動力が高く、突出させすぎると敵にタコ殴りにあいやすい)の、アベルとカインだと思われる。 アルケア帝国 やがて大河中流域にある都市国家が他の都市を支配下に置き、帝国とも呼べる大国家になった。この国はアルケア、またはアーガと呼ばれたという。その詳細ははっきりとしていない。(『歴史』) ネーミングの由来はギリシャ語arche(アルケー)の派生語archaia(アルカイア-アルケア/ラテン語archaeaアルカエア-アルケア)だろう。「始祖の(国)」「いにしえの(国)」ほどの意味。 またaga(アーガ)もギリシャ語だが、aga deum(アーガデウム)となるとラテン語になる。対格になっているので、この場合は「大いなる神(の都へ)」「聖なる神(の都へ)」くらいの意味だろうか。またはoppidum(城塞都市)を意識して「um」の語感を残しただけかも知れない。 劇中ではバルスムスによって「アルケア人の都」という意味であると語られていた。 イーテリオのかけら アークフィアがタイタスに授けたとされる宝玉のかけら。 墓所の壁画に刻まれていた文章によると、 『星を鍛えて宝玉となしたものであり無限の光明から流出する知識の出ずる門である』。 ネーミングの出所はギリシャ語arche(アルケー)の対語telos(テロス)の派生語か?以下は推測。 H teleia(イー テリア)なら宝玉そのものが「完全なもの」、「成就」などの意味になる。 H teleios(イー テリオス)なら「完璧な人」、「成し遂げる人」など。女性の定冠詞が付いているのはアークフィアが女性神であることの強調か。ついでに動詞形はteleio(テリオ)。これらは全て古代ギリシャ語に由来するが、現代読みで対応した。 イーヒッヒッヒ! イイーヒッヒッヒ! 町の外にいる魔法使い三人組のセリフ。 元ネタは漫画「魔方陣グルグル」のヒロインのおばあさんの魔法(ぽい)セリフ。 二言目は「イ」イーヒッヒッヒでないといけない。 ゲーム内と同じくこのおばあさんも芋を煮ていた。 一輪書 「一閃」を習得できる技能書。 元ネタは二刀流の剣豪・宮本武蔵の記した「五輪書」と思われる。 ちなみに「五輪書」は地の巻・水の巻・火の巻・風の巻・空の巻の5つの書から成る兵法書で、 武蔵の人生論や日々の心構え、実戦での太刀の打ち方、払い方などについて書かれているが、 その内容は非常に理に適ったものであり、現代ビジネスにも応用できるものがあるとか。 一角獣の剣 妖精の塔下層の泉で、銀の剣所持時に発生するイベントにおいて「変わった形の突剣」を選ぶと仙女から貰える。 が、妖精の塔上層でも普通に売っているためここでは「ちくわ」のほうを選ぶプレイヤーが多いかもしれない。 元ネタはおそらくピーター・S・ビーグルの『最後のユニコーン』に出てくる、 魔法で人間の若者に変えられてしまったユニコーンの持つ「ねじれ、先細りに尖った形」の剣と思われる。 イド 遺跡の最深部に潜み、強烈な触手攻撃を仕掛けてくる謎の生物。 イドとは、精神分析学の創始者フロイトが言うところの「野蛮で原始的な本能の領域」…らしい。 また、具体的な元ネタは1956年のSF特撮『禁断の惑星』に登場する「イドの怪物」という用法からか。 いのちをだいじに ネルが習得する技能で、パーティ全員のHPを回復し、防御力を上昇させる。 元ネタは「ドラゴンクエストシリーズ」の作戦名「いのちだいじに」から。 宇宙銃 鍵の書イベントで仲間になる「偉大なる種族」の初期装備。 H・P・ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場する「イスの偉大なる種族」の装備からか。 エウルス ネス公国に伝わる名剣で、ネルが鍛冶屋に弟子入りする契機となる武器。 300年前のマルディリアとの戦争時は、後の大シーウァ王国の建国王・アレムの愛剣だったらしいが、 それから約100年後に起きた内戦の最中に折れてしまっている。 予言によると「使用者は自らの主君に逆らい続ける限り、死ぬことは無い」そうだが…。 北欧神話に登場する英雄ジークフリートの剣「グラム」や、J・R・R・トールキン作「指輪物語」に登場するアラゴルンの剣「アンドゥリル」がモデルの一部と思われる。 名前の元ネタはおそらくギリシア神話の東風の神エウロス(エウルス)。 ゲーム「伝説のオウガバトル」にも東風神の剣「エウロス」が登場している。 <上霊> 賢者の弟子がイベントで入手出来る強力な片手杖。 <上霊>と書いてオーバーマインドと読む(…多分)。これとは別に没データにはアクセサリ「オーバーソウル」も存在し、絶対に得られないラスボスのドロップアイテムでもある。 元ネタはA・C・クラーク「幼年期の終り」に登場する、オーバーロードを使役する超越的存在。 オメメナイナイ 竜の塔上層のトラップ部屋や釣りの結果で遭遇する目のない大型魚。 元ネタは古川日出男の 翻訳 小説「アラビアの夜の種族」に登場する地底の白い川魚。漢字表記は「蒙眼球」で、「おめめないない」とルビが振られている。 作中では地底の遺跡に住みついた奇人たちによって水揚げされているのだが、竜の塔上層の川辺(キレハと遭遇したあたり)にいる痴れ者の釣り師の元ネタも同作なのかもしれない。 愚かな戦士の書 風車砕きを習得出来る技能書。 元ネタはミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ作「ドン・キホーテ」の主人公ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ。 騎士道小説の読み過ぎで空想と現実の区別が付かなくなった郷士ドン・キホーテが 従者サンチョ・パンサをお供に騎士として遍歴の旅に出る、という話。 風車を巨人と勘違いして槍を持って突撃していくシーンが有名。 か行 怪仙×5 巨人の塔寺院で遭遇する敵。 「空中にマンダラを描いた」というメッセージと共に 全体に眠り攻撃を繰り出してくる。対策を怠った場合苦戦必至。 マンダラ技の元ネタは漫画「魔法陣グルグル」で ザコ敵クロコが集団で繰り出す必殺技「悪のマンダラ」と思われる。 見つめてるとだんだん意識がなくなる恐ろしい技である。 鏡の盾 即死・混乱を防ぐ盾。 元ネタはギリシャ神話の英雄ペルセウスが女神アテナより授けられた青銅の盾で、 髪の毛が蛇で、石化の力を持つ怪物ゴルゴーン(妖蛇妃の元ネタ)退治に使われた。 カジキマグロ 巨人の塔寺院にて夜種魔神から貰える魚。武器です。 何らかの比喩ではなく、本当に(凍った)カジキマグロを振り回している物と思われる。 食材や料理と同様に腐ることがあるため扱いは難しいものの、武器としての性能は高く、 特に特技との兼ね合いでアルソンの最終武器がこれというケースがままある。 ちなみに、まぬけ属性の武器の中では最高の攻撃力を誇る。 どういうわけか、本作に限らず武器としての採用率が妙に高い。 火星天 賢者の弟子固有ダンジョン「星幽界」で登場。バローズ「火星シリーズ」のパロディである。 幽体離脱した主人公が何故か火星に辿り着き、赤色人と緑色人(共に卵生)の戦争に巻き込まれ、 紆余曲折の末に赤色人の王女と結婚し、果ては火星の大元帥にまで出世する。 ちなみにルイ…グイン・サーガの栗本薫による『火星の大統領カーター』も存在するとのこと。 風の十二方位 最強の風魔法。 元ネタはU・K・ル=グウィン作の短編「風の十二方位」より。 かまぼこ板 正確には「かまぼこ板の様なもの」。 特定の水場で釣りをする事で釣り上げる事がある。 がっかりかつ脱力もののメッセージが書き添えてある。 鴉の仮面 敏捷力が上がる頭装備。 元ネタは荻野真作の漫画「夜叉鴉」か。 ガンガンいこうぜ ネルが習得する特殊技能で、パーティ全員の攻撃力を上昇させる。 元ネタは「ドラゴンクエストシリーズ」の作戦名「ガンガンいこうぜ」から。 機械式連射弩 片手に装備可能で、二回攻撃と射撃・対空属性を合わせ持つ非常に強力な武器。二刀流させればまさに鬼に金棒。 イベントで設計図を入手出来るが、その店で現物を買える為、製造されることは少ない。 元ネタは「三国志演義」の登場人物、諸葛亮が考案した「元戎」…かもしれない。 もしくは三浦建太郎『ベルセルク』の主人公、ガッツの連射式ボウガンか。 ぐちょぐちょぬるぬるな斧 ランダムダンジョン内に存在する池や泉にて ある条件を満たすと仙女から手渡されるどう見ても斧ではないなにか。 具体的には巨大イカ型のモンスター。当然ながら戦闘になる。 更に一定の条件で(恐らくは報復行為のために)仙女からの選択肢がこれ一色になる。 小船 本項では忘却界にて神殿に拾われた孤児が釣り上げた小舟の事。 舳先に描かれた目玉の模様は「ゲド戦記 影との戦い」にて主人公ゲドが老船乗りから譲り受けた小舟が元と推測される。 また、船首に目玉模様を描くというのは、地中海沿岸地域の伝統的な邪視避け。 ご主人さまにご奉仕するにゃん! 巨人の塔寺院内にて、ランプの精が主人公に二度以降呼び出された時に言い放つ台詞。 元ネタは、TVアニメ「東京ミュウミュウ」にて、主人公の桃宮いちごが生物兵器ミュウミュウに変身した際の決め台詞「地球の未来にご奉仕するニャン!」だと推測される。 これもいきもののサガか 3周目以降、ランダムマップで会える隠しボス「真・夜種王」のセリフ。 元ネタはゲームボーイソフト「魔界塔士SaGa」のラストボス「神」のセリフ。 シチュエーションもほぼ同じで、塔の最上階にたどり着いた主人公達に突きつけられた驚愕の真実。 それに反旗を翻した主人公達に対して放れたセリフである。 これを有名にしたのはセリフ自体でなく、戦闘自体にある。 「魔界塔士SaGa」には「チェーンソー」という武器が登場する。 これは力依存の武器で、効果は敵を一撃死させるもの。 成功すると、「~は バラバラになった」とログに表示される。 ラストボスには効かないと思いきや、実は効く。 成功した際のログ・エフェクトの「かみは バラバラになった」が、当時のユーザーにはあまりにも衝撃的だった。 その衝撃度は今でも語り草になっているほどである。 殺してでも奪いとる 小人の塔で、ダリムからニルサを奪わなくてはならなくなった際に登場する選択肢。 元ネタはロマンシング・サガの同様の選択肢であろう。 シチュエーションはほぼ同じで、主人公達が必要としている品を他人が所有しているというもの。 本当に殺して奪うという大胆さからRuina以外でもネタにされている。 ちなみに他の選択肢は「そう かんけいないね」と「ゆずってくれ たのむ!!」である。 さ行 殺人ウサギ 妖精の塔下層や月(!)で襲ってくる、凶悪な小動物。 直接の元ネタはおそらくWizardryに登場するVORPAL BUNNY。 更なる元ネタは映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」に登場する 洞窟を守る凶悪なけだもの(=かわいいうさぎさん)。 これらの影響を受けた国産RPGでもしばしば即死攻撃持ちのウサギ型の敵が登場する。 裁きの司 聖戦などの強力な技を習得する、上級称号。 恐らく名前の由来はラルフ・イーザウ作「ネシャン・サーガ」シリーズに登場する、 神格的存在の「裁き司」からだろう。(イメージ的にはとても偉い司祭のようなもの?) 覚える技も小説中に出てくるものに似ており、「聖絶の剣」は普通の剣を聖剣へと変えた奇跡、「裁きの雷」は主人公を執念に追う敵から逃亡する時に使用した雷・・・と、解釈する事もできなくもない。 獣鬼 小鬼達より一回り高い能力を持つ序盤の強敵。 「もじもじ」して「こっちを向く」のは、アニメ「ムーミン」のパロディと思われる。 故に「トロール」とルビが付くようである。 ちなみに三浦健太郎作「ベルセルク」でも「獣鬼」と書いて「トロール」とルビが付く。 手術刀 出血能力を持つ短剣。性能はそこそこ。 元ネタはフリッツ・ライバー作「二剣士」シリーズに登場する剣士「グレイ・マウザー」が愛剣に与える「手術刀(scalpel)」という名称より。短剣は「猫の爪(Cat's Claw)」と呼ぶらしい。 元ネタ作中の<手術刀>は切れ味鋭い細身の剣だが、(特別な名剣・聖剣の類ではなく)ごく一般的なものに過ぎず、その強さは使い手本人の技量によるところが大きい。 と言うか、マウザーは冒険の途中でこれを失っても、どこぞで調達してきた新たな剣に 再び<手術刀>と名付けたりしているので、実は特定の剣ですらない。 本作においては、赤竜からのドロップ品であるにも関わらず性能に突出したところが無く、 竜鋼ひとつで作れる「業物の短剣」のほうが使い勝手が良かったりする等なんとも微妙な一品となっているが、 それもこの辺の再現と思うとなかなか深い……かもしれない。 心臓刺し 即死効果を持つ刺突用技能。 元ネタはフリッツ・ライバー作「二剣士」シリーズに登場する剣士「ファファード」が自分の短剣に与える「心臓抉り(heart seeker)」という名称…かもしれない。 しんでしまうとは なにごとじゃ 滝の洞窟のチュナイベントで早速ゲームオーバーになったプレイヤーに、ユリアから贈られる一言。 ランダムマップ内のピートの店でも言われる。 元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズ。色んな作品でオマージュやパロディがされている有名なセリフである。 これに限らず、ゲームオーバー時のヒントやピート関連はパロディや作者の体験ネタが豊富だったりする。 スナーク 神殿に拾われた孤児のイベントで登場する敵。その正体は… 元ネタはルイス・キャロル作「スナーク狩り」に登場する謎の生物。 精神銃 引継ぎ対象になるラバン専用のレア装備で、攻撃の度にMPを消耗するが、先制必中必殺に対空射撃と強力な能力を備えている。 元ネタは寺沢武一作の漫画「COBRA」の主人公コブラの左腕に仕込まれた銃「サイコガン」より。 精神力を撃ち出すことで武器にし、「惑星だって吹っ飛ばす」威力らしい。 紙を巻いて手首に填めて、或いは一升瓶でごっこ遊びをした思い出のある人はきっといるはず。 生命無き者の王 遺跡の最深部で遭遇する強敵。ラバン曰く、タイタス十六世が至った段階でもある。 元ネタはTRPGソードワールドRPGに出てくる最強のアンデッドモンスター「ノーライフキング」。 更にその元ネタは、いとうせいこう作の小説/映画「ノーライフキング」である。 前述のいとう作の小説中では無機の王、非生物の王というニュアンスで用いられているが、 ソードワールドで用いられて以降、強力なアンデッドの称号として定着したと言われている。 また、同ゲームのモンスターはアメリカのTRPGダンジョンズ&ドラゴンズの高レベルアンデッドモンスター「リッチ」にあたり、著作権侵害を恐れて改名したという説も有名。 セントバーナード蹴り 夜種チャンピオンなどが使ってくる格闘技能。 元ネタは古川日出夫作「ベルカ、吠えないのか?」に登場するルチャドール怪犬仮面の必殺技より。 双極式ハーモニウム アーガデウムで登場する敵。 カート・ヴォネガット・Jrの「タイタンの妖女」に出てくる水星に住み音楽を栄養源とする謎の生命体「ハーモニウム」が元ネタ……かもしれない。 ソムニウム アーガデウムや盗賊・賢者ルートの固有ダンジョンに登場する敵。すみれ色の水晶。 somniumはラテン語で「夢」の意。 た行 ターニャちゃんのパンツ 誰だよターニャちゃんって。 怪仙ダッタとの交戦時、ラバンに誘惑させるとエッチな本とこれで釣ろうと試みる。 かつてラバンがターニャちゃんを人さらいから助けた際、 「待って、私も連れて行って!」→「風来坊に女はいらねえ」→「なら、代わりにこれを…」 という流れで手に入れたものであるらしい。 ラブ&ピース、アデュー…こうしてラバンの謎がさらに深まるのであった。爆発しろ。 大砲仕込の義手 ラバン専用の義手で、攻撃力が上昇する。ほかの義手と同様、防具であり武器ではない。 元ネタは三浦健太郎作「ベルセルク」の主人公ガッツの義手からか。 大魔道士シーフォンの事務所 パリスとのグッドエンドに登場。 元ネタはゲーム「ウィザードリィ」のラスボスである大魔術師ワードナが居室の扉に掲げている 「『邪悪な魔術師 ワードナの事務所』営業時間は午前9時から午後3時」と書かれた看板。 余談だが日本のファミコン版では「9時から5時」になっており、公務員の定時の差がわかる。 鷹のレイピア 2回攻撃武器の一つだが、属性の汎用性の低さから機械式連射弩にお株を奪われがち。 元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する「はやぶさのけん」…かもしれない。 また、『ベルセルク』の「白い鷹」グリフィス愛用の細身の剣(レイピアと言うよりはサーベルに近いか?)という説も。 これらの複合ネタなのかもしれない。 ダドアチャック 水辺に登場するロブスターっぽい敵。 スティーブンキングのダークタワーの第二巻あたりで主人公のガンスリンガーの右手の人差し指と中指を食いちぎった異界の浜辺に棲息する名称なしのロブスターの化け物が元ネタ。 Did-a-chick? Dum-a-chum? Dad-a-cham? Ded-a-check?って異郷の言葉で悲しげに問うような鳴き声を上げる(原文) タレーリア 厄介な状態異常、停止を防ぐうえに敏捷を30も上げてくれる便利な装飾品。 巨人の塔寺院のマンダラ対策に人数分用意した人も多いだろう。 ギリシア神話に登場し、特に伝令神・ヘルメスを象徴する、有翼のサンダル「タラリア」が元ネタか。 ちくわ 魚肉練り製品…であると同時にまぬけ・暗殺属性の武器。装備しないと腐る。が、食べられない。 妖精の塔下層の泉で、銀の剣所持時に発生するイベントにおいて「ちくわ」を選ぶと仙女から貰える。 ここでしか手に入らない武器であるため、こちらを選択するプレイヤーは多いかもしれない。 攻撃力は皆無だが混乱・怒りを80%の確率で引き起こすため、全体攻撃杖との二刀流は意外と強力だったりする。 何故か三つ貰える。実際のちくわが三本入りで売っていることが多いからだろうか? なお余談だが、穴にチーズを入れたものはその名もずばり「チーズちくわ」と言うらしい。略してチーちく。 その美味さはRuinaの作者、枯草章吉氏も認めるところである。 チョコレート カカオの実を原料とした食品。 現実においては近代ヨーロッパにてミルクチョコが発明されるまでは主に飲料として親しまれていた。 栄養価が高く、原産地においては古くから神聖な飲み物とされていたという。 ゲーム本編ではMP30%回復の保存食。どうやら固形チョコらしい。 複数の国産ファンタジー作品でMP回復アイテムとして登場する模様。 漫画「魔法陣グルグル」にも魔法力回復アイテム(兼ヒロインの好物)として登場する。 屠竜刀 竜殺しの巨大刀。対竜属性を持つが速度がかなり落ちる。 元ネタは三浦健太郎作「ベルセルク」の主人公ガッツの持つ巨大な剣「ドラゴンころし」と思われる。 な行 なんだい、スティーブ 滝の洞窟での会話で、パリスの呼びかけに対したネルの返答。 TV番組「世界の料理ショー」でしばしば登場するグラハム・カーによる掛け合いのパロディ。 どう見ても適当にブチ込んで混ぜてるだけにしか見えないのに、 終ってみれば真っ当な出来栄えにしてしまう辺りはまさにマジック。 あの二人にも見習っ……いや、何でもない。あれは誰にも真似できねぇ。 虹色ラーメン HPとMPを完全に回復し、戦闘不能者を蘇生させる料理。 元ネタは少年チャンピオンに連載されていた同名の漫画か。 ニョロ 本作品で最初に遭遇する敵。非常に弱いが、電撃を操る「フナット」に変身する能力を持つ。 元ネタはトーベ・ヤンソン著「ムーミン」シリーズに登場するニョロニョロ(Hattifnatt) フナットの名前もここから取られていると思われる。 猫耳フード 全く強そうに見えない割に、高い防御力に水空耐性と「回避」オプションまで持つ強力な頭装備。 元ネタは「ファイナルファンタジー」シリーズか、 あるいは「魔法陣グルグル」で一時期ククリが装備していた「ネコミミローブ」だろうか。 ネルのTシャツ 「コナン・ザ・グレート」。エンディングにおいてなにやら異様なインパクトを残す。 ロバート・E・ハワードのヒロイック・ファンタジー<コナン>シリーズの主人公、蛮人コナンが 鍛冶屋の息子であることからの連想と思われる。 は行 パック 妖精の塔下層に出てくる妖精の名前。 有名なのはシェークスピア作の戯曲「真夏の夜の夢」の狂言回しの妖精だが、ベルセルクにも出てくる。 葉っぱを股間につけただけの人間 神殿に拾われた孤児の固有ルート、忘却界で登場する者たち。元ネタは、バラエティー番組に登場した芸人ユニット「はっぱ隊」。 詳しくは→ こちら 玻璃瓶 読み方は「はりびょう」妖精の塔上層で手に入る、使ってもなくならない永続的な光源アイテム。 これを取ったからと言ってオイルを全て捨てると、少しだけ痛い目に遭う。 元ネタはJ・R・R・トールキン作「指輪物語」に登場する「ガラドリエルの玻璃瓶」。 同作では、夜空にのぼった太古の宝石を映した泉の水を集めたもの。「星のガラス瓶」。 ひかりごけ 巨人の塔上部(雪山)で遭難時にエンダが口にするセリフ。 実際のカニバリズム事件を元にした小説の題名。 豹頭の仮面 攻撃力が大きく上昇する男性用頭装備。 元ネタは栗本薫作「グインサーガ」の主人公「グイン」の頭部と思われる。 また、第1巻の題名でもある。 ブージャム 神殿に拾われた孤児のイベントで登場する敵。その正体は… 元ネタはルイス・キャロル作「スナーク狩り」に登場する謎の生物。 スナーク達の中でも、最も危険らしい。 ファイヤーボム まぬけ属性を持つ唯一の魔法。 シーフォンが「簡単で強い魔法」を求めるネルへ挙げた術と同じものだろう。 敵全体にダメージと、毒・炎上の二種のHP減衰を与える。 ちなみに炎上効果を持ってはいるが、火属性ではない。メタンガスの示唆だろうか。 技能書を受け取る際の「ただし、この魔法は尻から出ます」という台詞は、 衛藤ヒロユキ作「魔法陣グルグル」に登場する魔法使い「ラジニ」の台詞のパロディ。 不可視の守護者 主に巨人の塔寺院で出現する、その名の通り目に見えない敵。 そのままで戦うとこちらの攻撃は非常に当たりにくく、そのくせ被ダメージは強烈。 可視状態にするには「粉っぽいもの」を浴びせればよい。 元ネタはH・P・ラヴクラフトの『ダンウィッチの怪』だと思われる。 もっとも、元ネタ作中では退治するのに特殊な粉薬(と呪文)が必要であった。 本作での代用品は元々簡単に入手できる上、商売上手な金色猫が巨人の塔内で販売中。 不可視の力 敵全体に無属性で攻撃するダメージ魔法。 使用した時の「これでもくらえ!」という台詞は、TRPG「トンネルズ&トロールズ」の魔法<これでもくらえ!>(Take That You Fiend!)のパロディ。 不死鳥の杖 装備することで、通常攻撃が火属性の全体攻撃になる片手杖。 元ネタは恐らくJ・K・ローリングの「ハリーポッター」シリーズに登場する魔法使い、ハリー・ポッターの杖だと思われる。 芯に不死鳥の尾羽が使われたヒイラギの杖で、本作におけるキーアイテムとなる。 フック型の義手 ラバン専用の義手で、攻撃力と防御力が若干上昇する。 元ネタはJ・M・バリー作「ピーターパン」の敵役フック船長が使う義手より。 ブラックプディング 暗黒料理によって生み出された謎の生命体。 元ネタはD&Dのスライム状のモンスターで、強い酸の属性で冒険者を体内に取り込む。 更に元ネタはイギリスの伝統料理(豚の血のソーセージ)。 また召喚時の台詞は、宇宙家族カールビンソンの「自我に目覚めたホットケーキの素」と同じで、 更なる元ネタはフランスの科学者かつ哲学者デカルトの言葉「cogito ergo sum」となる。 変態だ。 各種夜種王に送られるナレーターからの辛辣な一言。Ruinaファンの合言葉の一つ。 主人公と特定のキャラと二人っきりで休息させ続ける横でいかがわしい想像をしたり、 一部キャラがイドの触手に○○されてるいかがわしい場面を想像しているあなたも立派な変態だ。 忘却界 神殿に捨てられた孤児の固有ダンジョン。 忘却界=リンボはカトリックで地獄と天国との中間にある霊魂の住む場所を意味する言葉。 死の影の谷、虚栄の町といった島、(語句の元ネタは聖書)捕らえられた巨人や次々と登場する寓話的人物など、ジョン・バニヤンが書いたプロテスタント向けの寓話「天路歴程」が元ネタ…なんじゃないかと思われる。 洋ゲーのOblivion=忘却界という説もある。 ほら……こわくない エンダに指をかじられたネルの台詞。 「風の谷のナウシカ」で主人公ナウシカが脅えるキツネリスに齧られた際の台詞のパロディ。 が、ナウシカならぬネルと、食欲旺盛なエンダでは「塩味が足りない」というしょっぱいオチしかつかなかった。 ホルム Ruinaの舞台となる町、ネス公国西部に位置する伯爵領で、大河アークフィア中流域に位置する 大河交通の要所となっている他にはこれといった特徴の無い小さな町だったのだが この町の地下に偶然にもアルケアの大遺跡が眠っていたことが物語の始まりとなる。 Ruinaの前身となるTRPG大河物語では、ダンジョンの町「ホーム」という設定があり、 これをもじって付けられた名前と思われる、主人公にとっての「故郷」「拠点」ということか。 ま行 まぬけ属性 武器や魔法に、内部的に設定されている属性の一つ。いわゆる隠し属性。 ちくわやファイヤーボムなどのギャグ要素の強いものに付加されていることが多い。 夜種王系の敵や一部のギャグ系の敵に高い効果を発揮するが、 シリアスな敵キャラにはまったく通じないことも。 マメルク オメメナイナイの色違いな上位版。いまひとつ地味。 元ネタはトーベ・ヤンソン『たのしいムーミン一家』に出てくるぶよぶよした緑色の巨大魚。 マヨネーズ 食用油・酢・卵を配合した調味料。材料の関係から高コレステロール食品の代表格と呼べる一つであり、ダイエットの敵としてしばしば目の敵とされる。 目玉焼きにかける重要アイテムとして賢者ルートに登場する他、料理の没データにはマヨケーキ、マヨ刺身、肉のマヨ焼きなど複数のマヨネーズ料理が存在する。 作者インタビューによると枯草氏は目玉焼きにはタルタルソース派であり 「マヨネーズ? ハンッ! あんなのタルタルソースの未完成品っすよ!」 「ま、マヨネーズなんて全然好きじゃないんだからねっ!」とのこと。 ミ=ゴ 鍵の書イベントで遭遇する敵。 元ネタはH・P・ラヴクラフト作「闇に囁くもの」に登場する怪生物。 外宇宙から飛来し、冥王星を支配している…らしい。 ミスリル 様々な装備の材料となる金属で、主に小人の塔で得られる。 RPGでは何かとメジャーな名前だが、その大元の元ネタはJ・R・R・トールキン作「指輪物語」に登場する金属。 同作のエルフ語で「灰色の輝き」という意味を持つ言葉らしい。「まことの銀」とも。 『指輪物語』作中、主人公フロドはミスリル製の鎖帷子を身に着けている。 即死・出血耐性の防具、「真銀の帷子」はこれからの着想と思われる。 ただし指輪物語とは異なりそれなりに重いようで、非力なキャラは装備できない。 みんながんばれ ネルと人工精霊8号が習得する技能で、パーティ全員のMPを10点回復する。 組み合わせによっては、これを利用して無限にMPを回復することも可能。 元ネタは「ドラゴンクエストシリーズ」の作戦名「みんながんばれ」より。 村正 引継ぎ対象になるレアアイテムで、強力な即死能力を持つ両手剣。 もちろん大元は実在の刀匠「村正」作の刀剣だが、直接の元は「Wizardryシリーズ」に登場する侍用の最強武器「MURAMASA BLADE」(APPLE][版では「MURASAMA BLADE」)と思われる。 妖刀のイメージも強いが、これは諸説存在する徳川家康との因縁が原因と言われている。 めいど! 古代都市から帰還後、パーティ編成後の酒場でフランが言うセリフ。 元ネタは「それでも町は廻っている」という漫画から。 ちなみにフランの着ているメイド服はこの漫画に出てくるメイド服と似ている。 や行 矢の呪文 魔法の矢で敵に傷を負わせる、低火力だが低燃費の単体攻撃魔法。 主人公はMP半減アクセサリの恩恵もあり消費MPが1になるため、ほぼ通常攻撃として連発できる。 元ネタはD Dの最も基本的な攻撃魔法「マジック・ミサイル」と思われる。 妖神調理法 ネル・ラバン相当の料理スキルを習得出来る技能書。元ネタは菊地秀行作「妖神グルメ」。 書庫の他に、夜種教授から入手することも出来る。 この作品の主人公内原富手夫は、腐りかけの野菜くず、足元の雑草、蠅などを材料に 天上の美味を作り出す、「イカモノ料理」の天才とのこと… 妖精の薄焼菓子 HP40%MP10%を回復する。保存食品なので経日で数が減らない。 元ネタはJ・R・R・トールキン作「指輪物語」の「レンバス」と呼ばれるエルフの保存食。 一枚食べるだけで一日たっぷり歩けるほど力が付き、非常に美味らしい。 ら行 ルク 妖精の塔上層でプレイヤー達を小鳥の餌として連れ去る謎の巨鳥。 元ネタは千夜一夜物語等の伝説に登場するロック鳥…かもしれない。 ロック鳥は象も軽々と持ち上げるとのこと。人間ぐらい朝飯前であろう。 わ行 ワイヤーブレード 鞭と剣の二形態を持つ両手武器。 元ネタはTVアニメ「機甲界ガリアン」の主人公メカの主武装「ガリアンソード」と思われる。 ルクはrook(英:ミヤマガラス)かも。 -- (名無しさん) 2015-01-22 16 46 41 屠竜刀の名前は倚天屠龍記からじゃね -- (名無しさん) 2015-04-26 19 29 05 流星剣は伝授時にラバンが『正気にて大業はならぬ』とか言ってたので虎眼流かと -- (名無しさん) 2015-05-02 01 28 00 イーテリオの由来はエーテル(ether)かと思ってたけど、考えてみれば、ここに書かれてる説の方がしっくり来るな -- (名無しさん) 2016-05-05 02 30 42 人工精霊8号とかしーぽんの元ネタは、作者がインタビューで言ってた永野のりこのすげこまくんネタだな。人工生命M1号が出てくるけど大元はウルトラQか -- (名無しさん) 2017-12-22 02 34 07 キレハが「影」を探しているというのは、ル・グウィン「ゲド戦記」1巻「影との戦い」が元ネタかな?キレハが「風の十二方位」覚えるあたりそれっぽい -- (名無しさん) 2020-12-01 21 09 58 屠竜刀は同名の武器が「されど罪人は竜と踊る」に出ますね -- (名無しさん) 2023-01-04 22 04 49 元ネタの断定って難しいよな。たとえば作者はCというネタをパロったとして、でもCにはさらにBという元ネタがあったり、BにもAという元ネタがあったりなんてことも珍しくないし……。 -- (名無しさん) 2023-01-31 23 46 22 裁き司の元ネタは普通に聖書 -- (名無しさん) 2023-04-14 02 28 24 「矢の呪文」はCoCにもありますね -- (名無しさん) 2023-11-14 01 46 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ruinakokuryaku/pages/143.html
"Ruina 廃都の物語"に登場する人物集です ゲーム中での概要から元ネタ、考察、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ 書かれている解説には個人の主観や推測によるものが多く含まれている場合があり、 元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします 解説にあるセリフは印象に残ったものを、ゲーム本編から引用して記載しています。 また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください あ行アークフィア アダ アレム 偉大なる種族 ウリュウ エル オハラ オーバーロード か行怪仙ダッタ 鍵の守護者 カムール ガリオー ギュスタール グラガドリス グリムワルド さ行雑貨屋(ネルの母) シャルクー 修羅丸 ゼス 隙間に潜む女性(仮) ゼペック た行ターニャちゃん ダリム できそこない デネロス な行ナリス あ行 アークフィア 父なる神・ハァルの末娘の女神で、「大河の女神」「川の娘」とも呼ばれる。 現代でも多くの人々に親しまれており、神官ルートの主人公が信仰しているのも彼女を崇めた宗教である。 人前に出るときは儚げな雰囲気を纏う少女のような姿で現れるが その正体は死んだ人間の魂を喰い、新しいものへと転生させる白い大蛇の群れである。 かつて人間を滅ぼそうとしたハァル神を諌めるが、その責任を取り忘却界に幽閉される。 その後、やってきたタイタスの妻になるが、あるとき彼が人々を救うために出て行くことになると、 彼に「イーテリオ」と呼ばれる神秘の力を持つ宝珠を与え、ひとり彼の帰りを待つことになる。 それから千年以上の時が経ち、待ちきれなくなったアークフィアは忘却界を出て(!)タイタスを探すが、 力を悪用してアルケア帝国を築いたタイタスを見て ブチ切れ、 その都を大洪水で流し去った後、その上に神の山を投げ下ろして地の底に封じたとされる。 また、その際に エル という名の青年を救い出しており、 後に彼がアークフィアの教えをまとめた『大河教典』を広めることになる。 + ... タイタスの悪夢から守ってくれたり、最終決戦で助けてくれたりしたのは多分この人。 それ以外でも結構いろんなところでお世話になってるはず(墓所の泉で釣りしたときとか)。 作者も認める ヤンデレ であり、とても尽くしてくれるタイプだが裏切ると怖いことになる。 しかし、千年以上ほったらかしにされた挙句、知らないうちに旦那は別の女と再婚していて 子供まで作っていたことを知ったときの心中は察するに余りあるといえる。 『本当に罪を犯したのは、 私 。 だから罰として、 私 はここで すべての過ちを見続けている……』 『ここでは何も釣れませんよ。 女神 』 ―――かまぼこ板のようなもの アダ ホルムの町の神殿の老巫女。立場としては巫女長であるらしい。 一部の装備や書物を売ってくれるほか、呪い装備で呪われたキャラの解呪もしてくれる。 ただし、四つの秘石の呪いだけは解呪してもらえない。 主人公の生まれが「神殿に拾われた孤児」の場合の、主人公の育ての親。 他にも、バルスムスの知人であったり、生まれたばかりのエンダを引き取ってくれたりと、要所要所で出番のあるサブキャラクターである。 + ... あっさりさっぱりとしつつも温かみのある保護者として描かれているが、主人公を思って大量のものを持たせたりする典型的お婆ちゃんな一面も。 他ルートでは、全編必ず死亡するカムール、すでに故人のレナ、当該ルートで死亡するデネロスと保護者に恵まれない中、唯一最後まできちんと健在でいてくれる育ての親である。 『天地自然の摂理に逆らわず、毎日明るく楽しく生きてりゃ、それが神々の御心ってものさ』 アレム 本編から約300年前、名剣「エウルス」を手に、仲間とともに 魔王 を倒すことに成功した英雄王。 元々はシバという国の王子だったらしいが、魔王討伐後に大シーウァ王国の建国に着手し、 本編の舞台であるネス公国や隣国の西シーウァ王国の礎を築いた。 『歴史』や『よいこの神話 4』などで功績の一部が語り継がれており、 テレージャいわく「陰のある美形」で、魔王殺しの勇士とは 危ない関係 だったとされる。 一方で、ラバンの昔話では王子ではなく「お姫様」として語られており、 魔王を倒した美少年との間に子供も作ったとされているが…? + ... 仮にシーウァの王族が「美少年」ラバンと「お姫様」アレムの子孫だとすれば、パーシャ・テオル・アルソン・チュナはラバンから見たらひいひいひい…孫にあたるのかも知れない。 「きみは 国にかえって 王さまになれ」 『そういうと勇士は 王子の手から 魔王ころしの剣をうばいとって ちっともためらわず 魔王をさしました』 ―――よいこの神話 4 偉大なる種族 賢者の弟子固有イベントで仲間になるゲストキャラ。出典はクトゥルフ神話、イスの偉大なる種族。 精神寄生体である彼らは、他生命体と精神を交換してその肉体を得、知識を収集する。 ネルの「ダウジング」でもたまに交信可能。 友達になろうと誘われるが、ネルは選択肢も出さずばっさり断ってしまう。 もし受け入れたらどうなるのだろうか…… 『私ははるか遠い星から、この世界の調査に来た者デース。ヨロシクして下サーイ』 ウリュウ 盗賊編限定の登場人物。 悪徳商人ピンガーに雇われた美しい女剣士で、失われたはずの英雄剣技を使う。 生死を賭けた極限状態での戦いに「自由」を見出す独特の美学の持ち主で、 ただ強者と殺しあうことだけに執着している戦闘狂。 非常にキレた人物であり、自身の剣筋と同様にその性格は危うさと狂気に満ちている。 彼女の使う英雄剣技はかつて魔王を殺した英雄が使っていたとされ、凄まじい威力を誇るが、 ラバンのみ彼女の剣技に耐性があり、戦闘ではダメージをほとんど受けずに見切ることができる。 元ネタは藤沢周平『臆病剣松風』の主人公瓜生か。松風は攻撃を受け流すことに徹し相手を 心理的に追い込み打ち負かす剣技。こちらのウリュウはラバンの松風の前に翻弄されてしまったが、 ラバンいわく現在はまだ未熟だが、今後成長すると恐ろしいことになるらしい…。 + ... 漆黒の長髪とマントに隠れがちだが、その下はかなり軽装であり 素肌や胸元が大きく露出した キワドイ 格好をしているようである。 古代アルケアの蛮族の女戦士はビキニアーマーを着ていたが、 彼女もそうした部族出身なのか、単に趣味で着ているだけなのか。 『……ゆらり……』 エル 「大聖エル」とも呼ばれる。帝国時代の人物で、あるとき アークフィア の神託を受けて方舟を作り、 心の清い人や獣たちとともに大洪水を逃れる。その後、ユールフレール島に辿り着き、 彼女の教えである『大河教典』を広めたり、大神殿を建てたりした。 モチーフになったエピソードは聖書『創世記』のノアとその方舟だと思われる。 初代テオルが魔族の宝で血族殺しの呪いを受けた際にテオルとその仲間を導いたとされるが、 例によって書物の中での話の為、事実ではない可能性がある。 + ... 主人公が古代都市を訪れた頃には既に方舟を用意した後だと思われるが、 本編にそれらしい人物は登場せず、古代都市には方舟も見当たらない。 忘却界で見ることのできる十六世の「黒い方舟」の性質から推測すると、 エルの方舟も単純な「船」ではなく「魔術的な結界か何か」の比喩だった可能性もある。 『川の娘』では「生き残った子供」が女神に星(=イーテリオ)を返す約束をしていたり、 「裁きの司」を極めると何故か「方舟の記憶」を習得したり、 (主人公及び主人公の祖先である白子族は地下にいた為、16世の方舟に関わっていない) 神殿に拾われた孤児が忘却界で「舟」を釣ったり、 大河神殿で幽閉される(バッドエンド)と神殿内で大活躍するフラグが示されたりと 主人公とエル・大河神殿には関連性がありそうだが、考察するにはソースが足りない。 『地上の栄光と、樹上の楽園を約束されたというのに、どうしてまだ思いわずらっているのか。 なぜあなたたちは、女神の許しとあがないを、まだ信じようとしないのか』 ―――大河教典『エルの書』 オハラ ホルムの酒場「ひばり亭」を経営する、したたかな女主人。 さっぱりした性格で面倒見もいいため、彼女を慕う者は多い。 お店ではパンなどの軽食を売ってくれるほか町の情報や冒険の知識も豊富で、 ときには主人公たちの相談役になってくれることもある。 また、罪人の遺児かつ女性でプレイした場合、主人公の雇い主にもなる。 現在の姿からは想像できないが、かつてはパリスたちの育ての親の女性・レナとともに 美少女怪盗 として、西シーウァで義賊活動をしていた過去を持つ。 + ... ラバンに対しては、なにやら ロマンスな感情 を抱いている節があり、 もしかしたら年上好き、もしくは年寄り趣味なのかもしれない。 ひばり亭の持ち主もじーさんだったし。 『ちなみにあたしはその頃、死にかけの年寄りをたぶらかして、このひばり亭を手に入れてました』 オーバーロード 本作品のラスボス。強力な攻撃を多数持つが、プレイヤーに非常に有利なイベントが用意されている為、 苦戦することはほとんどない。不憫。 本編では不死を求めたタイタスが最終的に到達した姿として登場するが、 賢者ルートでは、彼が技を盗んだオリジナルと思われる同じ姿をした存在が登場する。 元ネタはA・C・クラーク作「幼年期の終り」に登場する高度な文明を持つ宇宙人。 か行 怪仙ダッタ 巨人の塔寺院にて遭遇する中ボス。 胡散臭さ全開の顔と言動だがそれでも厳しい修業をおさめた高僧らしく、 まともに戦いを挑んでもまず勝てない強敵。 名前は釈迦の弟子の一人、提婆達多(だいばだった)から取られたものと推測される。 レ○ンボーマンを連想すると年がバレます。 元は旧き巨神を崇め、彼らの様に永却を知ろうとした苦行僧だが、 その巨人も遂には無に返りつつある時それを認めずに拒んでいるのが彼らの一派。 ネルの「お・ね・が・い☆」に対して「だ・め・だ☆」と返す辺り案外お茶目な所も垣間見れたりする。 + ... 彼が言う通り、確かにどんな攻撃も受け付けないのだが、 暗黒料理を食べさせられただけでも破られてしまうような虚弱な術である。 (むしろ暗黒料理の方が凄いのかもしれないが) 他の弱点である故郷の料理や捨てた妻など昔の想いを捨て切れていないあたり、 そもそも自然との調和が不完全だったのだろう。 ちなみに遺跡を荒らしまわるテレージャすら知らない彼らの寺院だが、 キレハだけは「タシリ人の作った寺院に似ている」と見覚えがあるようなことを言っている。 また妻がキレハそっくりだったり、キレハが「ホルムの料理は味が薄い」と ダッタとよく似た不満を言っていたことを考えると、 彼らはキレハと同じマルディリアか、その周辺の出身だったのかもしれない。 『ああ……。故郷の味、バンザイ!』 『なんてこった、お前はスーシャにそっくりだ!はるか昔修行のために捨てた妻……』 鍵の守護者 賢者の弟子編のみの登場人物。 古代皇帝が記した魔道書「鍵の書」の力で行くことのできる星幽界・最奥で会うことができる。 「世界の果て」から更に先へ進もうとする者の資格を試してくる番人で、 自身も「星落とし」などの強力な魔術を操る強敵。 + ... 鍵の守護者が何者なのかは作者インタビューでも明言が避けられている。 稀代の魔術師で「鍵の書」の執筆者と思われるタイタス四世は、 墓所玄室で登場した際の外見がよく似ているため何かしら関わっている可能性が高いが、 一方で名乗っていないはずの主人公の名前を最後に呼ぶ上、フェイスグラフィックは フードをかぶった主人公の師匠 に見えなくもない。解釈によって意見が分かれるところ。 『かつて多くの者がこの道を通った。だが、帰ってきた者は一握りだけ。 お主は帰還の道を選べるだろうか』 カムール 本名「カムール・グリムワルド」。 代々ホルムの町を治めてきたグリムワルド家の伯爵で、騎士の嫡子編では主人公の父親にもなる。 町の領主というだけあって本編では出番が多い。以下、彼の簡単な来歴。 30年ちょっと前?…父から領地を受け継ぐ。間もなく「ラルズーエ戦争」勃発。 30年前…ネス公国と西シーウァ王国間の侵略戦争「ラルズーエ戦争」に参加。その際に敵将ゼペックを助け、以後彼とレンデュームはホルムに仕えることになる。 ?年前…妻との間に子供を授かるが、後に失う。 12年前…西シーウァとネスの大公の命令で女盗賊レナを捕らえ、処刑。彼女の子供たちは森番の一族に預けて秘密裏に匿う。 2年前…妻が逝去する。 自身の統治するホルムの平和をただひたすらに願う、非常に真面目で誠実な人物であるが、 嫁や子供を亡くしたり、子供連れの女盗賊を処刑することに苦悩したりと作中屈指の苦労人でもある。 しかし、本編ではテオルの計画に邪魔だと判断され、全ルートで必ず死亡してしまう。 年齢的には初老といったところだが、騎士としての腕前は高く、 兵を率いて戦場に出陣したり、ルートによっては主人公やパリスと戦ったりすることもある。 + ... 『ホルムの伝説』で語られる英雄 グリムワルド は彼の祖先であるとされ、 もしかしたら彼も英雄の素質があり、タイタスの憑代になる可能性もあったのかもしれない。(魔の血が薄いから多分無理) 余談だが、主人公の生まれが騎士の嫡子であるかどうかで主人公への接し方が変わるが、 騎士の嫡子でも、主人公の性別が男か女かで更に変化する。 男主人公だと基本的に勇敢で誇り高く、騎士の名に恥じない父親として描かれているが、 女主人公だと娘を異常なまでに溺愛する、まったく違う一面を見ることができる。 『キャシアスよ、お前は町を回り、襲われている者を助けよ!』 ―――騎士の嫡子編・男主人公の場合 『ウェンドリンよ、お前は危険の無いよう、安全な場所に隠れていなさい!』 ―――騎士の嫡子編・女主人公の場合 ガリオー 遺跡の噂を聞きつけて、ホルムの村にやってきた鍛冶師。 職人気質の典型的な頑固オヤジで、やたらとぶっきらぼうな話し方をするが腕は確か。 特定の期間中にネルとともに彼の元を訪れると、条件付きで武器や防具の製作技術を教えてもらえる。 本編に直接関わることはないが、テオルが持ってきた名剣「エウルス」を鍛えなおしたり、 場合によってはネルのエンディングに関わることもあるため、サブイベントでは結構出番が多い。 + ... テオルには「エウルス」の復元や鉄騎兵の部品製作について色々依頼されたらしいが、 後者については仕事の内容が気に入らなかったようで依頼を断っている。 その独特の風貌と鍛冶の腕から、小人族なのではないかと思われるが、 ネス公国の首都・ナザリ出身のようで、ただ単に見た目がそれっぽいだけなのかもしれない。 『おい、あの小娘はどうしてる? ……べ、別に、あいつのことが気になってるわけじゃないんだからな!? 勘違いするなよ!?』 ギュスタール ホルム南西に暮らす部族の郷・レンデュームの若長。ホルム伯の執事 ゼペック の孫で、フランの弟。 歴戦の荒武者を思わせる屈強な偉丈夫だが、これでも 14歳の少年 である。 ホルムに従属しているレンデュームの現状に不満を持っており、 主人公が騎士の嫡子だった場合は、とげとげしい態度を取られることも。 魔将アイビアの襲撃を受けて交戦するも敵わず、郷の民とともに隠し砦に避難していたところ、 救援に駆けつけたテオルと会ったことで、彼に協力するようになる。 その後、ルートによってはホルム伯 カムール を暗殺し、主人公やフランに勝負を挑んでくる場合もある。 + ... 領主暗殺はレンデュームのことを考えて良かれと思ってやったことだが、 そのせいでブチ切れたフランやゼペックなどの身内からガチで殺されそうになるなど、 どこか報われない印象がある(主人公にやられる場合もある)。 また、その際にどのルートでも必ず左目を負傷し、その後は行方をくらませる。 作者インタビューによると 「そのうち別の地域で隻眼の頭領に率いられた流浪のレンデューム忍群が暗躍したりするのかも」 とのこと。 『――祖父さん。元々はおれたちの一族だって、貴族と言っていい家だったはずだ だが戦争に負けたせいで使用人扱いだ。奪われた誇りは、こうやって剣で奪い返すしかない』 『うわあっ、ごめんよ姉ちゃん!』 グラガドリス かつてアルケア帝国の町を根城にしていた盗賊団「天覇超帝邪星党」の首領。 本名「パッポス」。 鍛え抜かれた肉体を持つ大男で、ごろつきたちを従えて打倒・皇帝の野望に燃えている。 寡黙で自ら喋ることは無いが、手下たちは彼の呼吸音や唸り声で何を言おうとしているか分かる様子。 キャラのモチーフは人気漫画「北斗の拳」に登場する世紀末覇者・拳王「ラオウ」だと思われる。 また、同作中には「ユリア」という名前の、ラオウの想い人だった女性が登場しているが…? + ... 選択肢によっては戦闘の末に彼を殺害し、死体を衛兵に引き渡すことも可能だが、 古代都市にいる彼は本物の彼ではないため、仮に殺してしまってもその後の歴史に影響は無い。 また、どうやったのかは不明だが、本物の方は大洪水から逃れることに成功していたようで、 現代では彼の血と意志を受け継ぐ 「グラガドリス八十二世」 が存在しており、 ランダムダンジョンの奥で戦いを挑んでくることがある。 現代の八十二世は古代都市のグラガドリスと違って絶対に逃げ出すので一切死なない。 『ふしゅるるるー……』 『こーほー、こーほー、ぐごごごごご』 『ふしゅるー、しゅるるるるっ!こーほーこーほーくはぁあああ!』 グリムワルド ホルムの妖精郷伝説で語られる英雄。 かつてホルムを治めていた伯爵で、現・ホルム領主である カムール はグリムワルドの子孫である。 『ホルムの伝説』によると、かつてのタイタスのように大河の岸辺で拾われた後、 地下にある妖精郷へと導かれて、立派な英雄になったとされる。 盗賊ルートの固有ダンジョンで騎士に変装して潜入しようとした場合、 敵の火車騎士に名前を尋ねられる場合があり、そのときに答える名前の候補にも挙がっているが、 現在のグリムワルド家の当主であるカムールは既に子を失っており、 彼自身も戦死したことになっているため(実際は暗殺だが)、すぐに嘘だとバレてしまう。 『まず特別な力を持った子供が大河の岸辺に流れ着く。 子供は養親に育てられ、英雄的な人物に育つ。』 (中略) 『一説によれば、現在のホルム伯グリムワルド家の祖先は、 こうした妖精郷の英雄の一人だったと言われている。』 ―――ホルムの伝説 さ行 雑貨屋(ネルの母) ホルムの広場に店を構える女性で、ネルの母親。名前は不明。 町に出現した遺跡のことよりも、店の商品や娘の将来のことを気にかける小市民的な人物。 ネルと違って心配性な性格だが、どこか抜けたところがあるのは娘と同じ様子。 夫(ネルの父親)に関しては不明な点が多いが、 作者インタビューによるとネルが幼い頃に亡くなっているらしい。 + ... 傍から見ると、ネルとは姉妹に見えるほど若く見えるが一体いくつなのだろうか。 なお、ネルとのグッドエンドを見る限り、どうやら娘と主人公の関係は親公認のようである。 『テオル様も「廃都物語」を読んでらしたんだねえ。アルケア帝国ってあれに出てきた国でしょ?』 シャルクー 帝国時代以前の人物。「偉大なる帝王(タイタス)の出現」を言い当てた預言者。 神帝記1の冒頭で彼の名前と発言が引用されているほか、 ランダムマップではボスとして登場することもある。 時期的にはタイタスよりも先に誕生したはずの人物で、 現代では既にアンデッドと化しているものの、いまだに現世に留まり続けている。 その真意や目的は不明だが、タイタスと違って他者の支配や救済などには興味がないらしく、 何かをひたすら書き記すことにのみ執着しているかのような言動を見せる。 『時が至れば、人間の中から最も偉大な王が出る。 この者こそ諸王の中の王であり、法と都を作り、境界線をめぐる争いを調停する者である』 ―――神帝記 1 『邪魔をするな……。記録が滞る!』 修羅丸 忍術と格闘術を修めた巨猿で、またの名をジャスミンという。フランとは姉妹のように育ったらしい。 元々レンデュームの郷のある場所では彼女?の仲間たちが暮らしており、 約300年前に魔王の従属から逃れてきたレンデュームの一族と出会ったことで共存を始めたとか。 一連のイベントをクリアした後、彼女?との特訓に応じ、合計10回倒すと 「手裏剣乱れ投げ」を習得する『レンデューム秘伝書』をもらうことができる。 元ネタは板垣恵介作の漫画「グラップラー刃牙」に登場する巨猿・夜叉猿…かもしれない。 ゼス 本作に登場する、古代の人気小説『廃都物語』の執筆者。変人。 夜種王と瓜二つの姿をしているが、両者の関係は不明。 アーガデウムでその姿を確認できるが、 特定の条件を満たせば古代都市の自宅にて生前の彼に会うこともできる。 余談だが、古代都市で彼に会った後、現代に戻って彼の住居があった場所に行くと、 何の因果か 巨大な軟体生物の住処になっている 。 『もしも、あんたが長年の仇敵を追いつめて、とどめを刺そうとしている瞬間に―― 十万の敵軍に囲まれたらどうする? しかも敵はあんたの恋人を人質にしていて、処刑しようとしている! なおこの時、あんたは片目片足を失い不治の病に冒され、 あと二月で死ぬと宣告されているものとする さあどうする!?この状況をどう切り抜ける!?』 隙間に潜む女性(仮) 宮殿突破後、新たに宮殿内の小部屋の一つに登場するようになる正体不明の存在。 宮殿攻略中の段階では該当箇所を調べても登場しないため、 気付かないままゲームを終えるプレイヤーも多いはず。 本来なら人間が入れるはずのない狭い空間に潜む謎の人物で、何のためにそこにいるのか、 死者なのか生者なのか、タイタスの影響下にあるのかどうかなどの詳細は全て不明。 分かるのは背の高い女性であることと 非常に危険な存在 であるということだけである。 元ネタは都市伝説で有名な「隙間女」か。 + ... もしかしたら宮殿突破以前の段階でも単に主人公が気付かなかっただけで 実際は最初からそこにいたのかもしれない。 『振り向けば死ぬ。』 ゼペック ホルム領主 カムール に仕える執事で、フランとギュスタールの祖父。 もとはレンデューム出身の戦士で、本編から約30年前に起きた国家間戦争「ラルズーエ戦争」に 部隊長として参加した経歴を持つ。その際に敵国に味方した敗軍の将として殺されそうになるが、 カムールの恩赦によって命を救われたため、彼に仕えることになる。 現在では、温厚で恰幅のいい老執事といった印象だが、戦士としての力量は健在であり、 必要とあらば二刀を手に、機敏な動きで敵に立ち向かう勇猛さも秘めている。 領主の執事ということもあり騎士の嫡子編では、他のルートとは違った一面を見ることができる。 また、カムールに随行して戦場に出たり、一部のルートではカムール共々暗殺されてしまうことも。 + ... 本編中では明言はないものの、立場としてはちゃんとした騎士として仕えているとのこと。 彼の子供(フランたちの父or母)は登場せず、話題に上がることもないが、 フランやギュスタールの年齢を鑑みると、ラルズーエ戦争に際して亡くしたというわけではないようだ。 その後に亡くしたか、あるいは本編に登場しないだけで、傭兵や密偵として出稼ぎに行っているのかもしれない。 ゼペック自身は30年前の戦争では部隊長レベルに納まっている辺り、彼の子供が当時の族長に嫁入りor婿入りした可能性もある。 しかし設定資料集を見る限りは、ゼペック本人が長という認識で間違いないようである。 中盤に訪ねると世界情勢について教えてくれるが、このときの会話は全ルート共通のため、 騎士の嫡子で世界情勢を聞くと、このときだけ タメ口を利かれてしまう。 『年寄りと思って甘く見るな。覚悟せよ、曲者!』 た行 ターニャちゃん 巨人の塔寺院で特定の条件を満たしたときのみ、ラバンとの会話の中で登場する女性。 あるときラバンに危ないところを助けられ、その恩に報いるべく彼の旅の同行を願い出るが 「風来坊に女は不要」と断られたため、そのとき身に着けていた あるもの に自身の想いを込めてラバンに託す。 なお、このとき渡したものは、後に怪仙ダッタの説得に使われることとなる。 + ... ラバン本人は事実だと言い張っているが仲間からは疑問の声が上がっており、真相は定かではない。 なお、ラバンが彼女と会ったのがいつの時代の話なのかは不明である。 『なら、せめて……(ごそごそ) これを私だと思って、持っていってください』 ダリム 小人族の王子。外の世界へ行くのが夢。 現在は約200歳。これでも小人族としては若い方だとか。 通称・編髭のダリム。小人の塔で仲間になるゲストキャラ。 自身の父である王・アーバリンの命令で編髭の一族を率いており、 黒鉄の一族を率いる叔父・ミーベルとの戦いを続けている。 真面目で紳士的な人物だが、ストーリーの展開によっては指輪の魔力に見入られ、 主人公に殺害されてしまう場合もある。 キャラクターの元ネタは指輪物語の主要人物のドワーフ「ギムリ」と思われ、彼の叔父であるミーベルの名前は、 リヒャルト・ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」から取ったもの…かもしれない。 + ... 特定の期間しか仲間にならないものの、種族の特性上、高い肉弾戦能力を持つ。 また、何気に腕力スキル持ちで、武器・防具作成もできる頼れるゲストキャラである。 ただし、装備武器が対地属性の固定装備のため、小人の塔・下層に出てくる火喰鳥には 手も足も出ないことも珍しくない(「強打」を使ってくれれば攻撃できるが)。 余談であるが、彼のとほうもない夢であるはずの「外の世界に行く」ことは、 一部の小人限定でテオルとタイタスが手引きすることによりあっさり叶えられてしまうのだが…。 知らぬは本人ばかりなり。 『ごきげんよう、背高き人よ。 私は編髭の一族の戦士、ダリム。まずは歓迎します』 『――さあ、これで騒動はすべて終わりです』 できそこない 宮殿のイベントなどで登場する敵。 その名の通り何かのできそこない、宮殿のものは生まれてすぐ殺されていった子どもの怨念的な何か。 軟体生物のような身体に妙にリアルな乳児の顔の組み合わせが異様に気持ち悪く 例のメッセージのインパクトとあいまってプレイヤーにトラウマを植え付けるであろう敵筆頭。 + ... 見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ 見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見ているよ見て●るよ見て●●よ●ているよ見て●るよ 見ているよ見て●●よ●ているよ●て●る●●てい●よ見て●るよ●て●●よ見●●るよ見●い●● ●●い●●見●●●●見て●●●●てい●●●てい●●●●い●●見●●●●●て●●よ●●●●● デネロス ホルムの町に住む老賢者で、普段は町医者として暮らしている。 酒好きでだらしないところがあるが魔術師としての力量は高く、調合に必要な素材を売ってくれたりもする。 ネルはデネロスから魔術や薬草の知識を学んでいるほか、 主人公の出生が賢者の弟子の場合、彼または彼女の育ての親にもなる。 本編中盤で バルスムス 率いる神殿軍の襲撃に遭い、庵を焼かれて行方知れずになるが、 実際は遺跡の中に避難しており、大廃墟で会うことができる。 ただし、賢者の弟子編のみ、襲撃を受けた際に弟子をかばって命を落としてしまう。 + ... 魔術師の間では名の知れた人物であり、古の時代に始祖帝が記したとされる秘術書 「鍵の書」を隠し持っている。 「鍵の書」は元々キール山の者が東方神殿に預けていたものであり、 デネロスが40年前に東方を旅した際になんらかの理由で神殿が滅びてしまった『跡』から発掘。 その後それの継承を許された(シーフォンは又聞きで細かい事を知らない)のだが、 本編ではタイタス復活を危険視し、書の悪用を恐れたバルスムスの一派によって 無理矢理返還を求められることになる。 ちなみに、賢者の弟子編ではデネロスが死亡してしまうため大廃墟で彼に会うことはできないものの、 代わりに彼が避難してくるはずだった場所には、採取ポイントが設置されるようになっており、 ここでしか採れない「聖なる骨」や「竜の血」などの貴重な素材を手に入れることができる。 『だが長い探索の果てに、先人の残した魔術の奥義を手に入れた時、 それが自分の求めた物とは違うと気付いた。 以来、儂はこの地で、失われた知恵の番人として生きている』 な行 ナリス 帝国時代、シバ地方ウーの都を治めていた王。 魔将ナムリス は、彼の双子の弟。 王位を奪われることを恐れて弟・ナムリスを都から追放したことで彼の恨みを買い、 後にタイタスの軍勢を引き連れて現れたナムリスの手によって殺害される。 そういうわけで、彼は魔将になる前に死亡したため、ナムリスと違って本編では登場しない。 なお、予言のモチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ 『マクベス』のものと思われる。 『兄ナリスはこう予言された。』 「この子供は、刃で殺される事はない」 『弟ナムリスはこう予言された。』 「この子供は、人間の手で殺される事はない」 ―――ナリスとナムリス ↑ゲーム内の流れでいくとタイタス。作者ホームページの流れから邪推するとアイビアの可能性もゼロではない、くらい。けどまぁあのテオルの性格から考えて魔将になった自分と同列の魔将アイビアを師と呼ぶとは考えにくいからやっぱタイタスだろうね。 -- (名無しさん) 2012-07-13 01 40 53 アイビアとク・ルームが他の魔将より上ってのは、役割考えると納得。他の奴らは主人公を単なる敵としか扱ってないが、この二人だけは -- (名無しさん) 2013-06-18 19 57 22 この二人は、主人公を助けたり、倒される悪として振る舞ったりと、より核心的な振る舞いをしている。 -- (名無しさん) 2013-06-18 19 59 44 アイビアは分からないけど、ク・ルームは一世の膝元である墓所で憑代の選別という大役を任されているので特別だろうね。倒した時タイタスを奴呼ばわりする辺りも格上っぽい。 -- (名無しさん) 2014-07-20 17 12 58 イグナティウスって何者なんですか、知ってる人いたら記事加えてくださいお願いします -- (名無しさん) 2014-07-23 16 26 01 妖精王は載せないんですか? -- (名無しさん) 2015-08-20 23 30 33 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影を作る前()」 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 03 42 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影」を作る前(狂う前)のタイタスを知っていること、だと思われる。 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 04 25 ハァル神の名前の元ネタだけど北欧神話のオーディンの呼び名のひとつにハール(高き者)っていうのがあるようだ -- (名無しさん) 2021-12-03 00 51 02 ゼペックの余談部分なんだけど、設定資料集のレンデュームの説明で「~現在、レンデュームの長は騎士としてホルム伯に仕えている。」と書かれてるのでやはりゼペックが長らしい -- (名無しさん) 2022-09-25 20 16 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ruinakokuryaku/pages/152.html
"Ruina 廃都の物語"に登場する人物集です ゲーム中での概要から元ネタ、考察、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ 書かれている解説には個人の主観や推測によるものが多く含まれている場合があり、 元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします 解説にあるセリフは印象に残ったものを、ゲーム本編から引用して記載しています。 また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください は行パーシャ ハァル神 バルスムス ピート ピンガー ヘロデン教授 ま行魔王 魔将アイビア 魔将ク・ルーム 魔将ダーマディウス 魔将ナムリス 魔将ラァグ や行夜種王 夜種王教授 ユリア 妖精王ユールフィンデ 妖精郷の英雄 ら行竜王 ルイン ルギルダ レナ わ行・数字・英字3人の魔女 は行 パーシャ 本名「パーシャ・シバ・アラヌス」。 西シーウァ王国の第三王女だが、自ら部隊を率いて戦う姫将軍でもある。 かの英雄王の血を引いているとされ、先祖がえりにより異常ともいえるほどの強靭な筋力を身に着けている。 領地奪還のために神殿軍とともにホルムに奇襲を仕掛け、一度は占領することに成功する。 しかし、鉄騎兵を従えて戻ってきたテオルの逆襲に遭い敗走。その後、ホルム西の戦場で再び激突するが…。 ネス公子であるテオルとは面識があったらしいが、以前会った際に彼に口説かれ ひどい侮辱を受けたと語っており、復讐する機会を窺っていたとか。 ルートによってはまたしても侮辱されることもあり、その点だけは同情に値する。 祖先の英雄王とはおそらく大シーウァ王国の建国王 アレム のことであり、 ラバンの昔話やタイタスの言っていたことが事実なら、彼女はアレムとラバンの遠い子孫に当たり チュナとも血のつながりがあるということになる。 + ... 本編では語られていないが、 パーシャとテオルは元々婚約者の関係であったとされる。 婚約が破談になった経緯は不明だが、テオルに子供がいたことが関係しているのかもしれない。 それからかなりの時が過ぎたにもかかわらず、この期に及んでテオルから犬呼ばわりされてしまう。 パーシャといいアークフィアといい、どうもこの世界の女性は 高貴なイケメン に対する男運が悪いらしい。 『無礼者。乙女の口から何を言わせる気だ』 『――来い。殺してやろう』 ハァル神 雷を操る雷神にして、全ての神の頂点に立つ主神。 本編で名前が挙がるアークフィアやミルドラなどの神々はハァル神の子供たちである。 伝承では、悪に目覚めた人間たちを滅ぼそうとしてアークフィアに止められたり 魔王討伐に向かう英雄アレムたちに感心して「時渡りの剣」のありかを教える等 良くも悪くも、人間への影響力が強い神だったことが推測できる。 モチーフとなったのはギリシャ神話に登場する、雷や嵐を操る主神「ゼウス」か。 + ... 星幽界では、雷で体が構成された 光の巨人 が登場しており、 主人公と会った際には意味深なセリフを投げかけてくる。 また誤解が解けるとお詫びとして『ハァル教典・上』の技能書をくれるが、 きちんと名乗ってくれないのでハァル神と関係がありそうでもそれ以上のことはわからない。 余談であるが彼の住む木星天は、ギリシア神話においてゼウスと同一視されることもある 天空神ユピテル(Jupiter)の象徴でもある。 『おまえたちは えらいから 魔王をやっつけられる ふるい剣の ありかをおしえよう』 ―――よいこの神話 4 バルスムス ユールフレール島にある大河神殿の老神官。 同時に「戦将バルスムス」の異名を持つ、神殿軍・雷王騎士団を率いる将軍でもある。 生来の強面に加え傷だらけの顔のせいで誤解されやすいが、非常に謙虚で誠実な人物である。 また、ホルムの神殿に仕える老巫女・アダとは旧知の仲らしく 彼女いわく「融通が利かないところがあり、人相も悪いが基本的にはいいヤツ」とのこと。 本編では大河神殿に伝わる予言を危惧し、ホルム伯カムールに遺跡調査を 神殿に委託してもらう提案のためにホルムを訪れる。 しかし、テオルのせいで交渉が決裂すると、西シーウァ王国の姫将軍 パーシャ と結束。 ホルムに奇襲を仕掛け、一度は占領することに成功するが、 鉄騎兵を従えて戻ってきたテオルの逆襲に遭い敗走。その後、ホルム西の戦場で再び激突するが…。 自身の武器や魔法の腕もさることながら、かつて魔王を殺したといわれる「時渡りの剣」を 神殿から託されており、有事の際には切り札として使用し鬼神の如き力を発揮する。 + ... 主人公の仲間の一人・メロダークはバルスムスに拾われて神殿軍に入ったためいわば彼の部下にあたる。 ホルム占領の際に、タイタス復活時の憑代となる可能性のある人物の調査と 40年前、古代の秘術が記された本「鍵の書」を東方神殿跡から盗み出したと大河神殿に決め付けられた 異端派魔術師・デネロスの捜索も兼ねて登場しており、一方的に彼の庵を焼き払っている。 (元々鍵の書はキール神殿が管理していた上、デネロスはそのキール神殿から継承を認められている) 通常のルートでは、新生アルケア帝国建国に向けて動くテオルこそ憑代だと誤認してしまうため、 (騎士の嫡子編では公言)主人公を付け狙うことはないが、 神官ルートでは、バルスムスの友人であるアダが主人公の育ての親になることと メロダークが積極的に行動した結果、主人公が川で拾われた孤児だということを知ることになり 彼に接触を図ることになる。 騎士の嫡子編以外ではその末路は描かれていないが、設定的にはどのルートでも共通して 戦死してしまうことになっている(時渡りの剣のその後は不明)。 グラフィックの都合上かどうかは不明だが、主人公が両手で持つ時渡りの剣を、 ゲーム内で彼が敵として登場した際には 片手で 扱ってる辺り、 彼の戦士としての力量の高さが窺える…気がする。 『ラァーッ!!』 『――ッラアッ!』 『ラアァッ!!』 『無駄だ。今の私は、偶然さえも左右する神意に守られている』 ピート ダンジョンの様々な場所で商売をしている謎の金色猫。 有料でのヒントのほか、ゲームオーバー時に助言をくれたりもする(こちらは無料)。 詰んでしまうようなところで出てきて助けてくれることがあるが、かなり足元を見てくるので注意。詳しくは大廃墟 名前の元ネタはハインライン『夏への扉』、主人公の愛猫ピートか。 TRPG『大河物語』の設定や、ランダムマップでまれに彼が販売している「猫神のタレーリア」を見るに、 大河世界の神の一人「放浪者ミーアクック」との関連が推測されるが…… ピンガー 盗賊編限定の登場人物で、盗賊編ではパリス(と主人公)は彼のもとで働いているようだ。 大河沿いを中心に店舗を構える貿易商「ピンガー商会」を営む小太りの中年男性。 表向きは明るく気のいい商人を気取っているが、裏ではチンピラや用心棒を手駒として従え 商売敵や不要になった部下を排除することで、市場の独占を続けている悪党である。 本編では町の港を拠点としており、店員の女性が珍しい商品を売買している。 商会の規模はかなり大きいらしく、ピンガー自身も様々な人物に顔が利くとか。 + ... ネルの母親が営む雑貨屋や、広場の青果売りは普通に営業しているようであり、 外部から来た者でも、鍛冶屋のガリオーも同様であるため、 同業者以外はあまり気にしていないのかもしれない。 『じゃ、頑張ってね。さあ忙しくなるぞお。キャハハハッ』 『残飯あさりの犬野郎が、飼い主様になんて口の利き方してんだこのクズ いくら盗掘が上手くなっても、てめえらがただの馬鹿ガキなのに変わりはねぇんだよ』 ヘロデン教授 本名「ラングバート・O・ヘロデン」。 シーウァ王立大学の老教授で、古代知識はもちろんのこと 天文学や地質学、果てはオカルトな分野にも明るいとされるが 偏屈な性格と、にじみ出る胡散臭さから変人扱いされることが多い様子。 テレージャはかつて彼の教えを受けたこともあったらしいが、 「悪い人ではないが少し困った人物」と語っており、若干苦手としているようである。 一見するとただの危ない老人だが、 『大予言の恐怖』で古代伝承の権威として彼の発言が取り上げられていたり、 盗賊ルートでは、テオルに雇われて領主の館で研究を手伝わされていたりと、 意外にも学者としての功績や知名度は高く、その筋の人には有名であることが窺える。 + ... 本編では、非科学的なことや突拍子の無いことをやたら力説しているため気付きにくいが、 全編通してプレイしてみると、彼の言っていたことが割と的を射た発言だったことが分かる。 他にもホルム周辺に宝が埋まっていることを見抜いていたり、 ネルに教えたダウジングもちゃんと効果を発揮する辺り、実はすごい人なのかもしれない。 『そういう君は、エムノス家のキテレツ姫、テレージャ君じゃないか。久しいな』 ま行 魔王 「狼帝」の異名も持つが、本名は不明。 魔将やタイタスとは特に関係ない(はず)。 伝承によると<狼>と呼ばれる特異な種族の出身で、 獣や魔性の者へと変化することのできる混沌の力を持っていたとされる。 本編から約300年前、東南地方でミルドラ神を奉じる魔国マルディリアを興し、一度は世界を支配したとされているが、 後にシバの国の王子 アレム と、その仲間の勇士の手によって討たれた。 彼を倒した剣は神の導きによって与えられた伝説の剣であるとされ、 「魔王殺しの剣」として現在でも大河神殿に奉られている。 また、彼にトドメを刺した勇士は、その呪いを受けて命を落としたとされているが…。 + ... マルディリア出身で、主人公の仲間の一人であるキレハは魔王と同じく<狼>の末裔であるとされる。 同じく仲間の一人であるラバンは数々の発言から、魔王を殺した勇士本人であることを匂わせている。 また、ラバンは昔キレハの祖先に「一族の者が人間に戻れなくなったときは、その手で始末してくれ」と 頼まれた旨を語っているため<狼>の一族の者とは何らかの交流があったと推測できる。 本編では語られていないが、ラバンに同胞の始末を依頼した者は、魔王と同じ<狼>の一族の中でも 彼に反対意識を持つ勢力だったとされ、キレハはその一族の出身であるとされる。 『わしに とどめをさしたやつは のろいで死ぬぞ 二人のうち どちらかが 死ぬのだぞ』 ―――よいこの神話 4 魔将アイビア 町の外・北西にある遺跡のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 明言はされていないが「ヴァラメアの魔女」で語られている女性と同一人物である可能性が高い。 あるときヴァラメアにやってきたタイタス一世と恋に落ち、彼の妻になったとされているが、 「川の娘」ではタイタスの心を射止めるために、彼に 忘れ薬を盛った と記されていたりと 伝承によって描かれ方に差異が見受けられる。 + ... 「廃都物語」主人公・超戦士ルインが途中から始祖帝と同一人物になっていることを考えると、 彼の恋人である美形魔将アリオスは、魔将アイビアがモチーフになっている可能性が高い。 本編では語られていないが、魔将の中ではク・ルームと並んで、他の魔将よりも立場は上であったとされる。 また、時折地上に出て暗躍し、情報収集や配下への指示を行ったりと、密かにタイタス復活の準備を進めていたとか。 ネス公国の首都ナザリにも出没した可能性を作者がホームページで匂わせている。 各書物によって扱われ方が違うのは、媒体によって個々の脚色が加えられているからであり、 「川の娘」も「ヴァラメアの魔女」も 厳密には事実を正確に伝えてはいない とされる。 『……私は、人々の中から闇を取り出し、血と肉を与えて、夜の種族を造る ……物語には、英雄によって倒される悪が必要であるから……』 魔将ク・ルーム 墓所で戦うことになる強敵で、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 七度死んでも蘇る事ができるという不死の衣を着ており、完全に倒すことは非常に困難。 タイタスの友人であると同時に最初に魔将になった人物でもあり、 全盛期の竜王(エンダ)と死闘を演じ、結果的に彼女を眠らせることにも成功している。 その後はタイタス二世に仕え、彼が乱心した際には彼を墓所玄室に閉じ込め、 自らの命が尽きるまで、その入り口を守り続けている。 + ... 本編では語られていないが、魔将の中ではアイビアと並んで、他の魔将よりも立場は上であったとされる。 彼のテーマソング「クーム・ルーム・ディーム」は彼の来歴を記した歌であるが、 その歌詞は、墓所玄室の宝物庫の鍵を開けるための暗号にもなっている。 墓所の地底湖で小船に乗って登場する彼だが、本編では明言されていないものの、 設定上では、竜の塔下層や大廃墟の湖や川に登場した渡し守と同一人物であるとされ、 タイタスの命を受けて、要所要所で主人公をサポートしていたものと思われる。 大廃墟の川を渡る際に銅貨を要求するのは、主人公たちの 三途の川の渡し賃 か。 また、彼も白子族と同じく主人公を御子と呼ぶ、船を操ることから、主人公(たち)を川に流したのは彼と考えられる。 あと、エンダの前世の竜に1回食い殺されてるから、本当なら6回倒すだけで命が尽きるんでは? 『……長く、長く待ち続けてきた。だがついに、御子はここまで至れり。 今こそ御身の力を試さん!』 魔将ダーマディウス 古代都市のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 魔法は使えないが、馬によって引かれる戦車の上から繰り出される槍の技は壮絶な威力を誇る。 タイタス八・九・十世に仕えた忠実な将軍であり、彼らの命令に従い、多くの人々を殺害した。 特に十世とは関係が深く、彼が魔将になったのも一世ではなく十世の力によるものである。 なお、古代都市は十世の時代から数百年後の十六世の時代を基にしているものと思われるが、 その時代でも変わらずアルケア帝国を守護している。 + ... 彼は他の魔将と異なり、古代都市の守護を担当しているため、 石人の幻と亡霊によって作られている古代都市の中でも、例外的に本体が存在していると思われる。 魔将になった時点で幽鬼になっているため、本体とは言え実体と言えるかは微妙。 だからこそ忘却界と現実界の狭間にも存在できたとも言えるだろうが…。 本編では語られていないが、十世とは元々敵として出会い、 戦いの中で彼との間に友情が芽生えたため、十世に仕える事になったらしい。 その後、十一世が帝都を訪れた際に交戦、敗北し、彼に仕えるようになったとか。 初回プレイでは、自身の体力が通常時よりも少なくなるという、ありがたいハンデ付きの魔将だが、 初回の古代都市突入までにユールフィンデを倒していない人にとっては、 『ダーマディウス伝』?何それ美味しいの?状態であり、 彼の「おぞましき鉄串」にグリグリと抉られ掘られ涙目になる探索者が続出した。 『……我は都の守人 都の法を犯す者、許さぬ……』 魔将ナムリス 竜の塔下層のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 主人公たちが最初に戦うことになる魔将である。 双子の兄・ ナリス の「刃で殺されることは無い」という予言に対し、 「人の手で殺されることは無い」と予言されており、どんな武器も彼には通じないとされる。 タイタスを利用して兄への復讐を果たすが、最期はそのタイタスの手によって 不死の魔将にされてしまい、自分が逆に利用されることになってしまった。 予言のモチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ 『マクベス』のものと思われる。(源流はマクベスかと思われるが、彼の見た目と実際の予言の内容から推すと直接のモチーフは『指輪物語』のアングマールの魔王に見出せる) + ... 順当な手段では竜であるエンダを仲間にして撃破するのだが(ゲーム的に誘導も仕掛けてある) プレイヤーが慣れてくるとブラックプティングにかじられたりバイオケーキ投げられたり 使い魔たちにやられたりキレハの鳥を強化されてやられたりデバフかけられてごり押しされたりと なかなか悲惨な扱いを受ける、Ruinaの中でもネタにされやすい不遇なキャラでもある。 魔将の外衣確定入手や宮殿4人探索などのメリットが大きいのでなおさらである。 『来い……。その命、皇帝陛下に捧げよう……』 魔将ラァグ 小人の塔下層のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 かつては一国の王だったが、死を恐れるがゆえに私欲による殺戮を繰り返し、 あるとき竜を殺したときに受けた呪いによって、その肉体は竜と同じものになったとされる。 最期はタイタスに魂を縛られたことで、皮肉にも永遠の命と苦しみを得ることになった。 小人族の住む地下に眠り、炎を身に纏って両手に剣と鞭を持つ姿は、 『指輪物語』に登場する悪魔「バルログ」を髣髴とさせる。 + ... カタコトなのは竜と同化した後遺症だと考えられるが、 エンダが最初からすらすら人間語を話しているのとの差がある。 同化元の竜の知能が低いのかもしれない。 属性が見たまんま炎でわかりやすく、対峙する頃には対策が立てられやすくなってるせいか ネタキャラ・いじられキャラ揃いの魔将の中でもいまいち影の薄いキャラである。 『目覚メ ノ 時ゾ 古キ星 「ニルサ」 ヨ』 や行 夜種王 ダンジョン内で度々主人公一行の前に姿を現す怪人。変態。 神出鬼没な謎の存在で、主人公に勝負を挑んでくることもあれば、 逆に助けてくれることもあるなど、その真意や目的は一切不明。 基本的にはツノの生えたハゲたおっさんだが、場所によって様々な衣装に身を包んで登場する。 チャンピオン…竜の塔下層 教授…宮殿 マーメイド…妖精の塔下層 プリンセス…小人の塔上層 魔神…巨人の塔寺院 (真・夜種王…ランダムマップ) 戦闘では格闘系の技を得意とし、見た目に反して結構強いが、 一部の武器や魔法が持つ「まぬけ属性」の攻撃には極端に弱いという妙な弱点を持つ。 ツノが生えてること以外は「廃都物語」の作者ゼスと瓜二つであり、 時には彼と同一人物であるかのような素振りも見せる。 + ... その正体には謎が多いが、各種夜種王たちは 「別々に生えてるキノコが、地中では菌糸で繋がってるような感じ」 らしく、 同一の存在でも何やら複雑な形態を取っている模様(分身?)。 特定の条件を満たしたときのみ戦うことのできる「真・夜種王」はラスボスをも上回る最強の敵。 負けてもゲームオーバーにはならないが、その場合は全員 すっぽんぽん にされてしまう。 『我が名は夜種王…… ありとあらゆる夜の種族の頂点に立つ男である』 『こんな駄キスでわしを満足させられると思ったか!おかみを呼べい!』 夜種王教授 変態。映画「羊たちの沈黙」のレクター博士が元ネタと思われる。 元ネタの方は書類を留めてあったピンをゴニョゴニョして脱走を果たすが、 先端恐怖症の夜種王教授に同じ芸当は無理だと思われる。 + ... パーティメンバーからは大不評な心理テストだが、実は回答によってポイントがつき、獲得ポイント数によって四種の結果に分岐している。 ちなみに「大殺界の卦」が最低点で「たまには現実も見ようね」が最高点。 被害妄想と被愛妄想と電波を心がけて答えるのが高得点獲得のコツ。 夜種王教授は彼なりに主人公の心の秘密を暴いているのだ。 ユリア 帝国時代の人物。タイタスの血を引く者の一人で、古代都市の神殿に幽閉されている。 「夢見の巫女」として予知夢を見せることのできる能力を持つほか、 古代都市や自身の肉体が幻のものであることを見抜いている不思議な女性である。 本来ならば墓所玄室に閉じ込められているタイタス二世の生贄に捧げられる予定だったが、 直前にアークフィアの大洪水が起こったため、それを待たずして死亡する。 しかし、タイタスの計画により、他の者たちとともに死してなお幻のアルケア帝国に囚われてしまうことに。 「ユリア」という名前や「幽閉された美女」という設定を見る限り、 人気漫画『北斗の拳』に登場した同名のヒロインがモチーフだと思われる。 また、モチーフになった作品の内容を考えると、 グラガドリス との関係が気になるところ。 + ... おそらくはタイタス十六世の姪で、現代の宮殿に登場する皇女や 主人公とも血の繋がりがある可能性が高い。 本編では古代都市やアーガデウムで会うことができるが、 ボス戦でのゲームオーバー時に助言を与えるキャラとして登場することもあるため、 登場シーンは少ないものの、独特の存在感をかもし出している。 彼女本人は、おそらく大洪水が起きたときに死亡してしまったと思われるが、 自身の部屋が神殿の頂上=かなりの高所にあることや、 主人公がその部屋で眠った際には、最期まで彼女が寄り添っていられたことを考えると、 もしかしたら神殿の頂上までは浸水せずに、即身仏になった可能性も考えられる。 『何じゃ。いくじなし!』 妖精王ユールフィンデ 妖精の塔上層のボス。古き四つの種族のひとつ、妖精族の王。 ここにきてようやく本編の目的と元凶の正体を聞かされることになる。 かつて、森を焼き侵攻を進める人間族の王と魔術による一進一退の攻防を繰り広げた。 しかし一歩及ばず、秘石によって魂を縛られてしまい、帝都の守護者として塔に封じられた。 帝国が滅びてなお幾千年、妖精王は自らを打ち倒す者の到来を待ち続けている。 珍しく 負けてもゲームオーバーにならない ボスキャラクター。 代わりにゲームオーバー時のヒントも聞けないが。 同マップの青色ポイントで攻略法を聞くことができるが、意味が分からないと苦戦するかもしれない。 + ... ユールフィンデの話と忘却界最奥での話を聞くに、タイタスが「影」に代わったタイミングは「神帝記」8の頃と思われる。 ちなみに、あの巨大な樹を生やしたのは彼(彼女?)。 もとは宇宙樹の枝でできた杖だったそうだが、宇宙樹とは大河世界の東方、大河源流に存在すると言われる、神々の住む巨大な樹。世界地図にも描かれている。 ただの神話や伝説扱いされているとテレージャは語るが、例に漏れず実在したらしい。 『客人よ、地上の話を聞かせておくれ。河縁に黄金樹はまだ茂っているのか。一角獣は谷間を彷徨っているだろうか』 妖精郷の英雄 デネロスなどから語られる伝説の存在。 時代の節目に、大河の岸辺に流れ着き、英雄的な行為を行って、どこかへと去った者達の事。 + ... おそらくは、主人公と同じようにタイタスの憑代となるべくして育った者の事だと思われる。 しかし彼が「ここまで来たのはそなたのみ」と言っている事から、 候補者達はタイタス一世の玄室にたどり着く事なく道半ばで倒れたり、 家庭を得て冒険をやめてしまったのだろう。 (カムールが子孫なので子供作って定住した奴が最低1人はいる) ら行 竜王 竜の塔下層に封印されている竜族の王。 帝国時代、まだ魔将でなかった頃のク・ルームと戦うが、 噛みついた際に彼が飲み込んでいた秘石の魔力で魂を縛られ、眠りにつかされてしまう。 その後、タイタスによりアーガデウムの守護神として塔の中に封印されてしまうが、 新たに卵を生み出し自ら転生を行うことで、縛めからの脱出を試みている。 パーティメンバーの一人である竜人(エンダ)は、この竜王が転生した姿である。 + ... 本編では語られていないが、ダンジョン内に登場する特定の竜たちは 竜王が転生する際に分離してしまった力の一部であり、 戦って倒すことで竜人(エンダ)と同化していってるらしい。 そのため仮に各竜を全て倒さずにクリアしてもエンダのその後に影響はなさそうである。 余談だが、実際のゲーム中でも竜人(エンダ)は 「他のキャラクターと比べて眠り状態になりやすい」という性質があり、 ある意味では竜王だった頃の名残が残っていると言えなくもない。 ( …………去れ! 忌まわしい血を継ぐ者よ! ) ルイン 超戦士ルイン。古代の作家・ゼスが記した人気小説「廃都物語」の主人公で、本編では架空の人物。 当初のモチーフはタイタス十一世だったが、途中から始祖帝と同一人物ということになっている。 決め台詞は 「お前の名前はもう忘れた」 。 宿命のライバル・美形魔将アリオスとの出会いや、 古代種族四天王との戦いを経て、異次元宇宙へと旅立つが…。 元々は、アルケア帝国を後世の人間に伝え、アーガデウムを永遠のものとするために タイタス十六世がゼスに執筆を依頼した作品の登場人物で、 その目論見は三千年後、主人公やテオルの手によって現実のものとなる。 + ... 作中では、かなりぶっ飛んだ脚色が加えられているようで、 モデルとなったタイタス十一世の面影はほとんどないと思われる。 墓所玄室では、そのタイタス十一世本人と戦うことができるが、 その際には後悔と悲哀に満ちた意味深なセリフを聞くことができる。 『お前の名前はもう忘れた』 『忘れ去られよ……。俺のことも、俺の為した過ちも、すべて!』 ―――タイタス十一世 ルギルダ 妖精の塔の泉に住む精霊、のようなもの。 昔は英雄の手助けをしていたらしいが、今は探索者をからかって暮らす。 神秘的な雰囲気の美しい女性で、彼女の住む泉に長剣/銀の剣/手斧を落とすと、 イソップ寓話の「金の斧」を髣髴とさせるイベントが起こる。 が、元ネタどおりに正直に答えれば良い場合もあり、そうでない場合もあるため、一筋縄ではいかない。 泉で釣り上げて限定的ながら仲間にできたり、何故かランダムダンジョンでも会えたりする上、 着替えを覗けたり、クリスマスプレゼントをくれたり、ギャル文字を駆使したりと、 個性派揃いのサブキャラ中でも屈指の存在感を発揮。 また、習得技能に水属性魔法等いかにも泉の仙女らしいものと並んで「挑発」がある。 彼女の性格・性質を如実に表していると言える。 + ... 魔術師ルートの固有ダンジョン・星幽界にある月の神殿では 彼女に非常によく似た「月の精」を名乗る女性が登場する。 同一人物の可能性が高いが、彼女自身は初対面だと言い張るため真相は定かではない。 あと、昔手助けした英雄って、誰のことなんだろうか。 『…………えらい』 『……ところで、ヌメヌメしたものは好き?』 レナ 盗賊ルートでのみ存在が語られる女盗賊で、パリスとチュナ(と主人公)の育ての親。 主人公の出生の一つである「罪人の遺児」の「罪人」とは彼女のこと。 酒場ひばり亭の女将・オハラの元・相棒で、かつては 美少女怪盗レナ&オハラ として 西シーウァ王国で義賊活動をしていたらしい。 作中では既に故人であり、本編の十二年前に西シーウァ王国に関わる重要な赤ん坊を拾ったことで ホルム領主 カムール によって捕らえられ、処刑されたと語られている。 彼女の子供たちはカムールの温情によって秘密裏に匿われていたが、後に出奔して現在に至る。 本編では一言も本人のセリフがないため、具体的にどんな人物だったかは不明な部分が多いが、 少なくとも黒髪の女性だった点と、真面目で不器用な性格をしていたという点は確認できる。 + ... 彼女が拾ったとされる赤ん坊とは、おそらくチュナのことであり、 アーガデウムでのタイタスの発言から、チュナが大シーウァ王国の建国王アレムの血を引く、 シーウァの王女だったことが推測できる。 『レナがここの領主を恨んでるかは分からないわ いくら元相棒でも、あたしにとっては他人の心だもの。だいいちもう死んでるし』 ―――オハラ わ行・数字・英字 3人の魔女 町の外の荒野で会うことが出来る謎の老婆の一団で、怪しげかつ意味深なことを話す。 選択肢によっては攻撃することも可能で、勝利すれば殺害することも出来るが、 その場合は彼女たちの呪いによって主人公のカルマ値(悪人度)が大幅に上昇してしまう。 モチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ『マクベス』に登場し、 主人公マクベスに「王者となる人物」と予言をした3人の魔女か。 また、『魔法陣グルグル』のヒロインの育ての親、通称・魔法オババの要素も含まれていると思われる。 + ... モチーフになったと思われる『マクベス』の主人公マクベスは、王になるという予言以外にも、 「森が動きでもしない限り、負けることはない」「女の股から産まれた者に、殺されることはない」 という予言も受けており、確かにその全てが真実となったが、最終的には非業の死を遂げることとなる。 本作でも3人の魔女に占いを頼むと、「 4つの宝 を手に入れれば、帝王になれる」 という予言を聞くことができるが…? 『イーヒッヒッヒ!』 『イイーヒッヒッヒ!』 ―――魔女A B ↑ゲーム内の流れでいくとタイタス。作者ホームページの流れから邪推するとアイビアの可能性もゼロではない、くらい。けどまぁあのテオルの性格から考えて魔将になった自分と同列の魔将アイビアを師と呼ぶとは考えにくいからやっぱタイタスだろうね。 -- (名無しさん) 2012-07-13 01 40 53 アイビアとク・ルームが他の魔将より上ってのは、役割考えると納得。他の奴らは主人公を単なる敵としか扱ってないが、この二人だけは -- (名無しさん) 2013-06-18 19 57 22 この二人は、主人公を助けたり、倒される悪として振る舞ったりと、より核心的な振る舞いをしている。 -- (名無しさん) 2013-06-18 19 59 44 アイビアは分からないけど、ク・ルームは一世の膝元である墓所で憑代の選別という大役を任されているので特別だろうね。倒した時タイタスを奴呼ばわりする辺りも格上っぽい。 -- (名無しさん) 2014-07-20 17 12 58 イグナティウスって何者なんですか、知ってる人いたら記事加えてくださいお願いします -- (名無しさん) 2014-07-23 16 26 01 妖精王は載せないんですか? -- (名無しさん) 2015-08-20 23 30 33 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影を作る前()」 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 03 42 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影」を作る前(狂う前)のタイタスを知っていること、だと思われる。 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 04 25 ハァル神の名前の元ネタだけど北欧神話のオーディンの呼び名のひとつにハール(高き者)っていうのがあるようだ -- (名無しさん) 2021-12-03 00 51 02 ゼペックの余談部分なんだけど、設定資料集のレンデュームの説明で「~現在、レンデュームの長は騎士としてホルム伯に仕えている。」と書かれてるのでやはりゼペックが長らしい -- (名無しさん) 2022-09-25 20 16 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/3149.html
Ruina 841 :水先案名無い人:2016/07/14(木) 10 28 38.89 ID LpIfvoJE0 全タイタス(と愉快な仲間たち)入場!! 竜殺しは生きていた!! 七つの命を持ち最強の戦士が甦った!!! 魔将!! ク・ルームだァ――――!!! 英雄剣技はすでに私が継承している!! 用心棒ウリュウだァ――――!!! 見つけしだい刺しまくってやる!! おぞましき鉄串 魔将ダーマディウスだァッ!!! 隠密裏の暗殺術なら我々の歴史がものを言う!! レンデュームの若きNINJA 14歳 ギュスタール!!! 己の野望を知らしめたい!! 火車騎士団 魔将テオルだァ!!! 諸王に操られ帝位に就いたが最後には全領土妾のものだ!! アルケア初の女帝 タイタス七世だ!!! 対人対策は完璧だ!! 最初の魔将ナムリス!!!! Ruinaのベスト・ヒットポイントとは私のことを指す!! 巨人の塔から来たッ 空の巨人!!! タイマンなら絶対に敗けん!! スラム育ちのケンカ見せたる 短刀遣い タイタス十七世(罪人ルート)だ!!! ジェノサイド(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 禁忌のピュア・エンペラー タイタス十世だ!!! 小人の塔下層から炎の将が上陸だ!! 魔将ラァグ!!! ルールの無い時代だったから親衛隊(用心棒)を作ったのだ!! 弟との絆を見せてやる!!タイタス八世!!! 冥土の土産にオールとはよく言ったもの!! この血の因縁が今 忘却界で判明する!! アークフィアの杖 タイタス十七世(神官ルート)だ―――!!! 時渡りの剣所有者こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの男が選ばれるとはッッ タイタス十七世(騎士ルート)!!! 不死が欲しいからここまできたッ 生贄の総数一切不明!!!! 旧王朝の神官皇帝 タイタス五世だ!!! オレはコロシアムで最強ではない全タイタスで最強なのだ!! 闘技場チャンピオン タイタス十三世!!! 魔術の本場は今やアルケアにある!! 我を驚かせる奴はいないのか!! タイタス六世だ!!! (治世が)長ァァァァァいッ説明不要!! 285年!!! タイタス四世だ!!! 魔術は実戦で使えてナンボのモン!!! 大いなる秘儀!! 星幽界からタイタス十七世(賢者ルート)の帰還だ!!! 姉さんはオレのもの 邪魔するやつは思いきり刺し思いきり切り刻むだけ!! 悪名高き殺戮皇帝 タイタス九世 民を救いにアーガデウムへきたッ!! 新王朝開祖・英雄剣技 タイタス十一世!!! バーサークに更なる磨きをかけ ”人食い”タイタス二世が帰ってきたァ!!! 今の自分に(炎以外)弱点はないッッ!! ヴァラメアの魔女 魔将アイビア!!! アルケア旧王朝の法と知恵を今、民に与える!! 不遇の女帝 タイタス十四世だ!!! 永い命の中私は救いを待っているんだ!! 妖精王ユールフィンデ 蜘蛛と同化して登場だ!!! 皇帝の仕事はどーしたッ 多くはやらず 民に任すッ!! 商人も神殿も豊かになる!! タイタス十五世だ!!! 愛に理由はないッ 想いが立場を越えるのは当たりまえ!! 父上にはないしょだ!!! 身分違いの恋! タイタス十七世(になる予定だった少女)がきてくれた―――!!! 反逆者狩りで磨いた実戦馬術!! 新王朝のデンジャラス・エンペラー タイタス十二世だ!!! 実戦だったらこの人を外せない!! 超A級皇帝 タイタス三世だ!!! 超一流種族の超一流の技術だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 小人族の鋼鉄兵器!! 地底戦車ロキ!!! 古の魔術はこの男が復興させた!! 新王朝の今上帝!! タイタス十六世だ!!! 我らの王が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ アルケアの始祖ッッ 俺達は貴方を待っていたッッッタイタス一世の登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! 石化の視線 黒鉄のミーベル!! 釣り人のトラウマ イド!! 異形の奇人!白子族! ……ッッ どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 845 :水先案名無い人:2016/07/14(木) 20 23 11.79 ID cUCDOg6E0 乙でした タイタス多すぎぃ!? 846 :水先案名無い人:2016/07/15(金) 13 00 38.24 ID AVYQrNVW0 乙です タイタス17世ってのが主人公? 847 :水先案名無い人:2016/07/15(金) 13 11 48.85 ID a821qqzd0 845 846 かいつまんで話すとタイタス1世というのが黒幕で、自分が遥か昔に築いて滅びたアルケア帝国の復活を目論んでいて、 タイタス17世候補の主人公(本人や周囲はそれを知らない)が帝国の遺跡を探っていく中で自身のルーツやタイタスの野望を知っていき阻止する物語 騎士、罪人、賢者、神官と四つのルートがありそれぞれ終盤に固有のシナリオがある 旧王朝は1世の支配をぶっちぎって暴走した10世によって滅びて、新王朝は16世の時代に神の怒りに触れて滅ぼされてる 魔将というのはタイタス配下の幹部のようなもの フリーゲームなんでRPG好き、ファンタジー好きならやって損は無いと思うよ 848 :水先案名無い人:2016/07/15(金) 13 16 53.47 ID a821qqzd0 ちなみに何年も前のフリーゲームでバージョンアップも終了してるのに毎日本スレが賑わう稀有なゲームでもある コメント 名前
https://w.atwiki.jp/passerb/pages/22.html
Ruina 廃都の物語 ゲーム情報ジャンル:RPG 難易度:低 プレイ時間:5~10時間程度(1周目クリアまで)、10時間~(2周目以降等) その他:2周目以降の特典有 作者ページ:http //homepage1.nifty.com/blackhat/ftotfr/ 配布ページ:同上 攻略サイト:Ruina 廃都の物語 @ ウィキ メニュー 主人公育成 仲間について 攻略メモ 小ネタ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8625.html
フリーゲーム「Ruina 廃都の物語」よりフィーとその仲間を召喚 Ruina 虚無の物語-01 Ruina 虚無の物語-02 Ruina 虚無の物語-03 Ruina 虚無の物語-04 Ruina 虚無の物語-05 Ruina 虚無の物語-06 Ruina 虚無の物語-07 Ruina 虚無の物語-08 Ruina 虚無の物語-09 Ruina 虚無の物語-10 Ruina 虚無の物語-11 Ruina 虚無の物語 解説
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18563.html
登録日:2012/03/23(金) 21 25 12 更新日:2023/08/30 Wed 11 27 15 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Ruina はいてない 悪食 竜 「昔は森とか原っぱばっかりで、 よく空を飛んで鳥を追いかけた」 「そのまま海までいって サカナをとったりしてた。すごい大きいサカナがいた」 「大きいだけじゃなくて、すごく美味しかった。焼いたらもっとうまかった」 「おわり」 フリーゲーム『Ruina ~廃都の物語~』のプレイヤーキャラクターの一人 主人公を除けば唯一名前を変える事が出来るキャラクター。デフォルトネームは【エンダ】。 ◆概要 かつては竜王と呼ばれ人々から恐れたが、ある人物により封印される。 そして、物語開始時に魔将ナムリスに利用されそうな所に現れた主人公が封印を解き助けた事で主人公達の味方になる。 人間に名付けられた事で人間形態になり、転生によって中身は子供になる。 尚、転生前に殺す事も可能だが、無駄に強い上にエンダが仲間にならないとデメリットだらけなのでオススメ出来ない。 普段は神官のアダが世話し、ED後はチュナも世話役となるが苦労している様子。 勘違いされがちだが、男でも女でもない が、服装が素っ裸に布一枚羽織っているだけなので多くのショタコンロリコンどもを困らせた。 人間に幼生したからか、「人間」としての生活には慣れていなく、虫を食べたり全裸になろうとしたり子供の様な行動をとって周りを困らせる。 なお彼女が「人間」ではないことはある場面の攻略で非常に重要なキーとなる。 また、かなりの悪食で常人なら入院、百戦錬磨の仙人をも苦しむメロダークの暗黒料理も平然と食べられる(微妙なリアクションだが)。 宮殿の人肉シチューもぺろりと平らげる。 エンダに適当な食べ物を与えると好感度が上がるので、一番攻略が楽なキャラ。 会話の大半が食べ物関係。 ◆ステータス 竜王の名は伊達ではなく、速度を除いて能力値は全体的に高い。 しかし、装備出来る武器が限られているので、総合的には微妙。 装備品が手に入りにくい序盤は防具無しもザラ(もっとも、他のキャラも微大した装備が無いのでそれ程大差は無い) 終盤では装備品が増えても一部しか装備出来ない為、運用には手間がかかる。 特に、武器である「竜石」は「竜」を倒さなければ手に入らず、その「竜」も桁違いに強いため面倒くさい。 更に言うと、能力値の±が極端なため使い辛い。 属性面では火・水属性に強いが、竜なので「対竜」が弱点であり、「英雄の手で眠らされた」伝承から「眠り」にも弱い。 また防具制限から耐性を揃え辛いという欠点もある。 ◆竜石一覧 ○竜石…±0 初期装備。能力値の増減が全く無いが、後述する竜石が使い辛いので、終盤まで使う事も多い。 ○青竜石…攻-75 魔+150 「青竜」を倒すと手に入る。 ○緑竜石…攻-20 防-40 早+120 「緑竜」を倒すと手に入る。 ○黒竜石…攻+60 防+80 魔-220 「黒竜」を倒すと手に入る。 ○赤竜石…攻+50 防-45 魔+20 早-30 「赤竜」を倒すと手に入る。 ○白竜石…攻-15 防-15 全体攻撃 「白竜」を倒すと手に入る。 ○竜王石…攻+30 防+30 魔+60 早+60 全体攻撃 上記全ての竜石を集めると手に入る。 竜石を持つ「竜」は、明らかにそのステージのボスよりも強い為、適正レベルで勝つのは困難でかなり運が絡む。 しかし、竜石と共に落とす道具や武器はどれも魅力的で、偶に落とす「竜鋼」は強力な武器を作る材料なので、苦労してでも倒す価値はある。 ◆竜一覧 全竜に共通する点に「長大」「対竜」属性に弱い。 ロールプレイ的にはエンダを連れていきたいところだが、単体で強いボス、通常攻撃が「対竜」属性、対策必須の要素が多いと これでもかというほどエンダキラーの要素が詰まっているので泣く泣くメンバーから外されることも少なくない。 ○青竜 竜の塔下層にいる竜。 序盤にしては高過ぎる能力値もあるが、全体攻撃・行動不能の「聖雨」、回復技「不屈」が厄介。 しかし、開始直後は眠っているので目を覚ます前にブーストをかけて一斉攻撃をすれば低レベルでも勝てる。 運が良ければ目を覚まさない内に倒せる。 また、炎に弱いため、爆発フラスコ+オイルトラップで一斉攻撃する手も。毒も効く。 ○緑竜 妖精の塔上層にいる竜。 高い素早さからの「竜翼」の全体怯み攻撃で「ずっと俺のターン」させられる。偶に使う攻撃上昇「闘気」も嫌らしい。 対策が少ないので、適正レベルで倒すのは難しい。 ○黒竜 大廃墟にいる竜。 やはり強いが、此処まで来るとそれ程問題でもない。但し、防御を倍にする「鉄壁」で要塞化する。 …割に、魔法攻撃は普通に効く上に防御無視の攻撃でアッサリ倒せたりする。逆を言えば対策無しなら積む。 ○白竜 巨人の塔にいる竜。 怯み・速度低下の水・空属性の攻撃をするが、直前で購入出来る「猫耳フード」で半減出来る。 しかし、一番厄介なのは攻撃と速度を倍にする「分身」。下手すれば通常攻撃ですら即死級の威力を誇る。 多分一番強い。 ○赤竜 小人の塔下層にいる竜。 攻撃が高い上に、攻撃を倍にする「激怒」で手に負えない凶暴な竜 …の筈が、青竜同様に眠っているのでその隙にブーストし放題。しかも、この時点では武器も魔法も大量に揃っているので1ターンキルも可能。 多分一番弱い 但し、ゲストのダリムが空気を読まずに攻撃するのでダリムが死んだのを前提に戦うユーザーが多い。 更に言うと、ダリムの通常攻撃が「地」属性なので、通常攻撃が効かない。つまり完全なお荷物。 ダリムェ… ◆覚える技 ※レベル順 ○火のブレス ○酸のブレス ○盾の呪文 ○水のブレス ○加速の呪文 ○毒のブレス ○くくりの呪文 ○砲孝 ○雷撃のブレス ○樹縛 ○吹雪のブレス ○竜翼 ○灼熱のブレス ○光のブレス 様々な属性攻撃を覚えるが、サポート関連の技はほとんど覚えない。 ブレス系は攻撃と魔力に依存するので、片方を極端に上げても威力はそれ程変わらないため注意。 覚える技が限られる為、技能書が一番生きるキャラ。 特に、「武器を装備しないと使えない『肉体言語学』」を唯一使いこなせる。 ぶっちゃけ、覚えても使わないけど 味方全員の早さを上げる加速の呪文は地味に使える ◆エンダの使い勝手 能力値は微妙な所が目立つが、恐らく「Ruina」で最も使い勝手が良いのはエンダ。 そもそも、「Ruina」は「戦闘」よりも「冒険」が主体なので、エンダのように「低燃費で雑魚を倒す」キャラは使い勝手が良い。 特に、序盤では全体攻撃を出来るキャラが限られ、いても燃費が悪いのでエンダが採用され易い。 更に、白竜石と竜王石は通常攻撃が全体攻撃になるので雑魚相手には滅法強い。 中盤の「町奪還イベント」にある十人の敵と何度も戦うイベントでは大活躍する。 また、回復系の技能書次第ではサポート役にも使える。 但し、雑魚には強いが、単体の強敵・ボス相手には微妙なので注意。 特に、「一定ターン以内に倒さないとグッドエンドにならない」ラスボス戦では使い辛い。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エンダ可愛いよエンダ -- 名無しさん (2016-04-16 21 50 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16950.html
登録日:2010/06/29(火) 13 43 42 更新日:2022/09/15 Thu 21 26 29 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 RPG Ruina Ruina〜廃都の物語〜 ●ているよ あんな可愛い竜の子が女の子なわけがない ゲーム フリーゲーム メイド忍者 何をするのも貴方次第 変態だ 夜種王 姫の寝起きキッス ←女性キャラクター推奨 枯草章吉 夜明け前の空は、まだ暗い。 暗闇の中を歩いているうちに、洞窟の入り口を見つけた。 …胸騒ぎがした。 この洞窟は、あなたを招いている。 あなたは、中へ入っていった… Ruina〜廃都の物語〜は枯草章吉氏によって制作されたフリーゲームである。ジャンルは探索型RPG。 同氏によってつくられた「大河物語」というTRPGの世界観を元にしている。 ちなみにRuinaは「廃虚」という意味。 探索型RPGというとイストワールや魔王物語物語を想像すると思うが、本作はTRPGやゲームブックのような独特のシステムを持つ。 本作の特色は「経験値の比重が戦闘よりイベントに傾いている」こと、そして「テキストによる世界観の構築を重視している」ことである。 本作の経験値を得る方法は主に探索で、手書き風地図の上をカーソルで移動し、ポイントを調べると何かしらイベントが発生、 それによって経験値を手に入れる事ができ、選択できるポイントがまた広がる。 未知の場所へ冒険したり、宝箱の鍵や謎を解くたびに経験値が入ってくる、と説明すれば分かりやすいだろうか。 「古代知識があるので古代文字を読める」「腕力があるので重いものを動かせる」など、 自分と仲間の技能によって選択肢を実行に移せるかが変わるため、戦闘はもちろん探索のためのメンバー選出、主人公の称号(クラス、職業要素)選択が重要となる。 素材を獲得する採取、獲得した素材を利用しての生産もでき、「料理」があるのも特徴の一つ。 保存食以外は日持ちせず、一部しか戦闘中に使えないが、素材の購入がしやすいため他の要素での回復以上に便利。 なお料理作成は失敗もあり、キャラごとに成功率が設定されている。言い換えれば料理上手かメシマズかがその成功率でわかってしまう。食材を加工して料理を作れたらいいですね。 序盤は回復手段が少なく(特にMP)、一度の探索で一定量の経験値を得るとボーナスが貰える(つまり長く潜る程得)仕様から難易度はなかなかシビア。 探索の順序やメンバーを工夫しないとごり押しは厳しい。 区間経過日数が規定日数以内の場合もボーナスがあるが、敵とのエンカウント、採取の数、一部商品の仕入れ数、そしてパーティ編成は1日に限度があるため、こちらのボーナスを狙うと取捨選択が重要になる。 そしてもはや文にゲームがついているレベルのテキスト量を誇り、 行動一つ一つにディテールの細かいナレーションが書かれているので物語世界に深く没入することができ、 中世ヨーロッパ風の世界を実際に冒険しているような気分にさせてくれる。 同じ場面でも主人公の出自や同伴キャラによって内容が大きく異なることもあり1周するだけでは読み切れない箇所も多数。 周回後の追加要素もあるので何度も楽しめる。 主な登場人物 主人公 いわゆるドラクエ型の主人公で特定のセリフはない。 「騎士の嫡子(騎士)」・「罪人の遺児(盗賊)」・「賢者の弟子(魔術師)」・「神殿に拾われた孤児(神官)」の四通りの出自を選び、 性別と顔パターンを選んで任意の名前の主人公を作成する。 物語は主人公が何かに呼ばれて洞窟に入っていくことから始まる。 ちなみに難易度は神官>賢者>騎士>盗賊 ストーリーの難解度は賢者>神官>騎士>盗賊 賢者や神官のストーリーは二、三周目でないと分からないところもあるので後回し推奨。 パリス 主人公の悪友であり、チュナの兄。 戦闘では二刀流による攻撃と自己強化の特技を備えたオールラウンダー。探索面でも鍵開け、レベルが上がると生存術、危険探知を覚える。頼りになる兄貴分。 会話では主にツッコミ役。 「うっせーバカ、死ね!」 ネル 主人公の幼なじみ、自分の怪力をコンプレックスに持っている、夢は魔法使い。 戦闘では高い攻撃力と体力をもつ前衛タイプだが、真価は特技の全体強化にある。初期から調合・料理を覚えており序盤ではまさに命綱。 会話では主にボケ担当。 「ひえええ〜」 ラバン 主人公の町に時折やってくるスケベな風来坊、片腕がない。 戦闘では豊富なMPによる剣技のごり押しでボスに対してはなかなか強い、しかしただでさえHPが低い上盾が装備できないので打たれ弱いのがたまにきず。 過去の英雄が使ったされる剣技を知っていたり、寓話を思い出のように語ったりと謎が多い。 会話では豊富な経験によるアドバイスとセクハラ担当。 「やべぇ逃げろ、変態がうつるぞ。」 シーフォン 時には魔王、時には天才魔道士を自称する毒舌少年。 戦闘では肩書き通り魔法による攻撃を得意とする、確かに全体魔法は強力なのだが序盤はMP消費が激しくすぐガス欠になる、かといって終盤では魔法では力不足、さらに紙なので一撃死もありえるという恵まれないキャラ。 会話では古代知識によるアドバイスと毒舌担当。 「もうやだ!帰ゆ!おうち帰ゆー!」 テレージャ シーヴァからきた神官、遺跡オタクであり腐女子でありキス魔。 序盤の酒場で聞ける長演説は必聴。 戦闘では回復魔法や補助魔法で味方をサポートする。装備できるものも多いので肉弾戦もできないこともない。 会話ではうんちく担当、ときどきツッコミもする。 「あらら」 メロダーク 傭兵。基本は無口なのだが、ときたまぶっ壊れた発言・行動をする。 一度小人の塔に彼とパリスを連れていってみよう、あなたのメロダークへの好感度は振りきれているはずだ。 探索面非常に充実しているので神官または騎士主人公の時は重宝するかもしれない。 特に神官主人公の場合は彼のシリアスな一面が掘り下げられるのでより味わい深いキャラとなる。 暗黒料理と自らの肉体を武器に戦う。戦闘では……ネルとは違うベクトルで器用貧乏。 会話ではシリアスとキャストオフ担当。 「もう嫌だ、死にたい」 アルソン ネス公国のいいとこの騎士、愛と勇気と力の人、どこかズレてる。 戦闘では使い勝手のいい自己強化技とその脳筋なステータスでまさに戦闘のプロ。神官や賢者主人公なら必須の人材だと言えるだろう。探索?なにそれ? メロダークとは色々真逆。数少ない料理上手の一人。 会話では天然といい人を担当。 「悪に敗れるなんて……」 フラン カムールに仕えるメイド忍者。 アルソンと同じくどこかズレてる常識人、騎士主人公を毒殺しようと日々精進している。 戦闘では正統派盗賊といったところ、暗殺属性の攻撃と唯一の目潰し持ち。 ニ刀流できるのだが序盤は武器が足りず終盤はそもそも短剣が攻撃力が高い武器ではないのでどうしても力不足になるが、 敏捷が高いので使いようによっては便利。 探索面では鍵開けしかできず、アルソンのように戦闘ができないので微妙、料理もアレだし。 会話ではメイドと天然担当。 「うう…汚される…」 キレハ 辺境の民族。 昨今の量産型ツンデレとは一味違うツンデレ、ノーブラ疑惑あり。 4つ目の塔をクリアするまえに好感度を上げておくと脱ぐ。 戦闘では弓による攻撃で飛行体には強い、しかしそれ以外の場合は戦闘よりのメロダークといった感じ、上級者向け。 会話ではツッコミと雑談担当。 女主人公で個別エンドにいくとまさかの展開に。 元々ただの犬という案だったらしい。 「なんて屈辱感……」 エンダ ネタバレになるので詳しくは書けないが竜人。性別は明確になっていない。 戦闘では高い耐性と初期能力と燃費のいい全体攻撃、さらに見た目で序盤では頼りになる。 しかし武器は糞強い竜を倒さなければ獲得できず防具も限られているため次第に力不足になっていく。 しかし、このゲームは探索が主なので低コストで全体攻撃ができるというだけで役に立つ。 魔力が高く、武器は持たないので肉体言語や技能書を一番生かせるのではないだろうか。 会話では食欲と子どもキャラを担当。 「とほほ」 仲間キャラクターは1~3人まで選んで冒険できる。 探索スキルや戦闘能力を加味するのも大事だが、隠しパラメータとして「好感度」が存在する。 イベントの選択肢で変動したり一定値以上だと追加イベントが発生したりする。 サブキャラクター カムール ホルムの町の領主。騎士主人公の場合息子(娘)思いのいい親父。 過去の一件からパリスに恨まれている。 騎士男の後に騎士女で始めるとギャグキャラと化す。 ピンガー 貿易商「ピンガー商会」を営む小太りの中年男性。 盗賊主人公(とパリス)は彼のもとで働いている。 商会はそれなりの規模であり彼自身高い商才を持つ。 目的の為ならどんな汚い手段も問わない強欲な商人。豚。 デネロス 町で薬屋を営んでいる賢者。 賢者主人公の師匠。 老いてなおその魔力と知識は健在である。 バルムスム いかつい顔をした隣国のシーウァ帝国の神官。 遺跡調査の協力を申し出るも、テオルにより妨害されてしまう。 一度は引き下がるも… ある理由で神官主人公に注目している。 テオル ネス大国国王の息子。顔の十字傷と美髯が特徴。 遺跡探索、及びホルムの町支援のため協力を申し出る。 一人称が己(おれ)であり、口調や振る舞いも存大なもので傍若無人な性格。 一方で知略や剣術には長けており、古代知識も持ち合わせているなど高い才能も併せ持つ。 黄金猫 猫の獣人(?)で遺跡内で商売をしている。 できそこない みんなのアイドル。 ●ているよ 混沌の獣 二体並んで出てくるとこわい。 夜種王 各ダンジョンに出没するやりたい放題な方。 彼なしでRuinaは語れない。 周回してなんぼのこの作品だが、上記の通り経験値の取得方法が特殊なので周回プレイする度に経験値稼ぎをする必要がない。素晴らしい。 また仲間達のドーピングは引き継ぐことができるので、周回すればするほど戦闘面は楽になっていく。 探索中に入手できる本を読まなければシナリオの肝である背景などは全く分からず、 読んでもラバン・シーフォンの過去、神官・賢者のダンジョンなどなど曖昧、難解なところが多々あるので、 ある程度脳内補完ができない人にはあまりオススメはしない。 しかしよく練り込まれている作品なので普通のRPGに飽きてきたら一度プレイしてみることをオススメする。 2018年3月8日に小説版がKADOKAWAより発売。 騎士の嫡子(女性)が主人公でありテレージャも主に活躍する。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シーフォンはPTメンバーに困ったら入れとけレベルに強い。特に小人の塔や奪還戦ではぶっちぎりで役に立つ。あと難易度が楽な順か高い順かは明言しといたほうがいい気が -- 名無しさん (2014-02-16 22 08 33) 2週目神官の固有イベントで号泣しすぎでやばかった。賢者でもそれまで無個性主人公だったのが一気に振り切れた感じでかっこよかったよ。 -- 名無しさん (2014-06-29 23 51 26) 固有イベントがどれも面白い -- 名無しさん (2014-11-08 13 30 53) イベントの方が経験値が多いというだけで、一応戦闘でも経験値は入るぞ -- 名無しさん (2018-09-30 02 27 06) 男主人公やってから女の子主人公(無論騎士ルート)やると、お父さんの豹変っぷりに腹筋崩壊不可避。 -- 名無しさん (2018-10-20 11 55 37) しごくまともなファンタジー世界の話ながら時折深夜に造ってそうなテンションの代物ぶちこんであるのが好き -- 名無しさん (2019-11-05 10 12 09) シーフォンはたしかに役に立つがMP回復手段を知ってる既プレイヤーじゃないと何だこのイキリ魔術師ってなるぞ -- 名無しさん (2022-07-04 23 47 08) ruinaはMP管理がキツイ -- 名無しさん (2022-07-04 23 47 41) リメイクとかマジ? -- 名無しさん (2022-09-15 16 57 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki13_cabalonline/pages/21.html
Fort.Ruina Fort.Ruinaフォートルイーナ?(読み不明、以下直訳) モンスターリスト(以下直訳) コメント フォートルイーナ?(読み不明、以下直訳) パストル大陸最南端に位したアノロブルエージの大規模遺跡地帯として長い間放置されて来た所. 現在は五番目特別管理コロニーとして 1級危険地帯. 賢者の塔で許可受けた者だけが出入りすることができる. モンスターリスト(以下直訳) オートキャノン-Op Lv.?? 正札用に製作されたように見える根源未詳の兵器. 探知センサーに気を付けよう. ハウンド S-01 Lv.?? 砂漠地域のデゾトハウンドを改造して比較もならない位強い魔物で完成させたと言う. メッカエイプ Lv.?? 未ドレス北部に棲息するエイプを改造した実験チェーンように. 強まっただけもっと凶暴になった. メッカエイプアーチャー Lv.?? エイプとそっくりなどんなシルホムチェを改造した兵器. 遠距離のみならず近接攻撃も強力だ. メカメンド Lv.?? より高級技術が適用されたシルホムチェ. 近距離攻撃より遠距離のビーム攻撃を特に気を付けなければならない. メッカバッファロー Lv.?? 改造された身体はもっと力強い力を込めた, 鋼鉄みたいな角で突き飛ばす. エレクトリックバード Lv.?? 大陸でも発見された事がある, 比較的よく知られたメタル一族. 早いライトニング攻撃に気を付けよう. メッカジャード Lv.?? 長く増える鞭形態の腕の破壊力は想像を超越する. オートキャノン-Ex Lv.?? ひたすら破壊を目的に作られた根源未詳の兵器. 気配ない攻撃をいつも気を付けなければならない. コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hagc/pages/25.html
ゴブリンスレイヤー 原作者 蝸牛くも ジャンル ダークファンタジー ハイファンタジー 概要 一般に最下級モンスターと知られるゴブリンのみを狩る青年・ゴブリンスレイヤーを主人公とした作品である。 この作品の魅力 自分がこの作品にはまった理由はまず、ファンタジーなんだけど現実的な描写が描かれてたり、web作品ではあるものの主人公がチートではないという点です。 まず、現実的な描写というのがこの作品の印象的なモンスターであるゴブリンによる社会問題が上がります。ゴブリン退治は大した稼ぎにも名声にもならないため熟練の冒険者が受けたがらず、新米の冒険者が受けて全滅、といったループに近いこと起き社会問題があり、ファンタジー世界が現実にあったらこんな問題があったんだろうなって描写がいくつかありました。 次に、チートじゃない主人公です。 元々、『ゴブリンスレイヤー』はweb作品ですが、その手の作品は現代社会に住んでいた主人公を転生や召喚(勇者召喚とも呼ばれる)といった方法で呼び(拉致とも言う)チートをもらい主人公のやりたい放題、するというのがお約束となっている場合が多いが、この作品の主人公は勇者でもなければ元現代社会の住人でもありません。勇者や魔王といった存在はいますが、主人公からしたら関係ない話で主人公はチートといった物は持たず自分の知識や経験を駆使して、ゴブリン退治を遂行していきます。 SSSS.GRIDMAN ジャンル 特撮 概要 1993年に放送された円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とする完全新作アニメ ありふれた職業で異世界最強 インフィニット・デンドログラム